2009年3月18日水曜日

京都のいしぶみ 西陣とその周辺 「西陣舟橋」





西陣は、ご存知「応仁の乱」の際に山名宗全方の「西軍」陣が置かれた地域です。
先に掲載しましたように、山名宗全邸宅跡は堀川通今出川上るの「山名町」にあり、①は同下るところ(西陣会館前)に、②は同西入るところにあります。
(「応仁の乱」の詳細は前回掲載しましたので省略します)
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③は、「西陣舟橋」(高師直邸跡付近)で、同じく堀川通今出川西入るにあります。
この地は古くから舟橋と呼ばれ、昔、堀川が氾濫した時、ここに舟を繋いで橋を懸けたことから起こった名前と言われている。「京町鑑(キョウマチカガミ)」によれば、この地に高師直の邸宅があり、泉殿の下に舟橋を浮かべて結構を尽くしたと、看板に書かれていました。
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足利(尊氏)将軍家の執事にして幕政の実力者、多分、尊氏に利用されてその尊氏の弟直義を追い落とすが、かつて討った上杉重能の子能憲に捕縛され処刑される。
また、「仮名手本忠臣蔵」は、「忠臣蔵」の吉良上野介に擬せて、師直の塩冶判官の妻への横恋慕を発端として物語が展開する。
「極悪非道」の標本みたいにされている、誠に気の毒な人物です。
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昨日、近所で見かけた桜。
ここの桜は、早めに咲き始め、他の桜が満開になる頃に同じように満開になります。
ちなみに、他の桜は、昨日時点では、まだ咲き始める気配もありませんでした。
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米議会では、「時価会計」凍結の議論が盛んとか。
時価が高い時はその高い「時価」で、低下すれば「時価」基準見直し、こりゃいささかムシがよすぎないか。
悪いものを悪く見せない工夫は、かえって米国の為にはならないんじゃないかな。
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さてさて、米国スタンダードは国際スタンダードとかで、これが決まれば日本も追随?

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