2009年6月23日火曜日

京都 町小路(新町通)を歩く(1) 金座跡 銀座跡 鍋島藩屋敷跡

伊藤正敏「寺社勢力の中世」(ちくま新書)という本に、京都の商家と工房が並ぶ町小路(現在の新町通)を歩いてみて下さいというおススメが書いてあり、過日、新町通御池から新町通五条までを歩いてみた。
この小路は洛中一番の高台、山の手にある通りで、鴨川の氾濫もここまでは及ばない安全地帯とのこと(中世の鴨川の氾濫というのはすごかったみたいですね)。
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ただ新町通を真っ直ぐに歩くのでは面白みもないので、西は西洞院通、東は室町通・烏丸通までの幅で歩くことにした。
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江戸時代の金座、銀座跡
冒頭から横道にそれることになるが、これは両替町通御池上ルにある。
以前にご紹介した織田信忠が自害した二条殿と同じ場所です。
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両替町通(通りの名称も金座、銀座に関連するものになっている)
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肥前鹿島鍋島藩屋敷跡(新町通御池の南西角)
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御池通(新町通御池交差点から東方の二条殿方向を見る)
通りは第二次大戦中に拡幅されたそうです。
天正10年6月、明智の軍勢が、武具をガチャガチャ鳴らして二条殿を目指した道です。
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町小路(新町通り)。この道を五条まで下りました。
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新町御池
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寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民 (ちくま新書)
寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民 (ちくま新書)

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