2009年10月18日日曜日

京都 寺町通りを歩く(2) 錦天満宮 安養寺 蛸薬師堂(永福寺) 矢田地蔵(矢田寺) 

京都の寺町通りを四条通りから北上。
ただ、いつものようにところどころは寄り道も。
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錦天満宮
新京極四条上ル
もともとここにあった時宗の歓喜光寺の鎮守社であったが、
明治維新の神仏分離政策により寺は東山五条に移され、
神社だけが残ったもの。
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ここから西の通りが、錦小路通で、
とくに寺町通から高倉通までが、京の台所とし知られる「錦市場」
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鳥居の向こうが錦市場
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反対に、錦市場側から神社方向を見たところ
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安養寺
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蛸薬師堂(永福寺)
新京極蛸薬師上ル
本尊石造薬師如来を蛸薬師と俗称して、昔から篤い信仰を受けている。
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永福寺の僧が、病母ために蛸を買うが、
仏門にいる者が「なまもの」を持つことを咎められ、
その箱を開けるように命じられる。
僧は寺の薬師如来を念じて箱を開けると、
蛸は薬師経に変わっていて、母親も病から本復する。
この霊験譚から蛸薬師と呼ばれるようになったという。
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矢田地蔵(矢田寺)
寺町三条上ル
承和12年(845)、大和国金剛山寺の別院として五条坊門に創建。
その後、火災により現在の下京区矢田町に再建されたという。
天正18年(1590)、秀吉の京都改造によって現在地に移る。
本尊の地蔵菩薩は代受苦(ダイジュク)地蔵と呼ばれ、
地獄で人々の苦しみを救う地蔵として信仰されている。
また、矢田寺の鐘は、六道珍皇寺の「迎え鐘」に対して「送り鐘」といい、
8月16日の精霊送りの日にその鐘をつく

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「★京都インデックス」  「★寺社巡りインデックス」をご参照下さい。
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