2010年4月12日月曜日

湯島・根津・本郷・千駄木(6) 東京の桜 法真寺 樋口一葉ゆかりの桜木の宿

東大赤門の向いにこのお寺があります。
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一葉、4歳の明治9年(1876)4月4日から14年7月9日まで、ここに住んでいます。
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明治9年(1876)4月4日
一葉の父則義は、第4大区7小区本郷6丁目5番屋敷(旧7小区扱所の置かれた浄土宗法真寺の境内、現文京区本郷5丁目26番地)の土地家屋を高橋小四郎から買取り、14年7月まで5年間居住。
経済的に最も豊かな時代。宅地233坪、屋敷45坪。
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二階建ての建物は大邸宅の回廊のように渡り廊下と縁側で結ばれている。
二階の窓の障子を開けると桜の大樹が築山の上に植えられている。
一葉は晩年、幸せな時代を振り返り、その桜の木に因んで「桜木の宿」と名づける。
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多分、一葉の頃はソメイヨシノだったと想像しますが、今は色んな種類の桜が植えられています。
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法真寺本堂の前の桜はかなり遅咲きらしい。
4月の終わり頃に咲くんではないかと思われる。
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この写真の反対側が東大赤門
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