2011年10月27日木曜日

「福島セシウム137放出3万5,800テラベクレル、(日本)政府発表の2倍超か」(ブルームバーグ)

「福島セシウム137放出3万5800テラベクレル、政府発表の2倍超か」

との報道が、ブルームバーグのニュースにでている。

ノルウェーの研究機関による調査結果が「アトモスフェッリクス・ケミストリー・アンド・フィジックス・ジャーナル」誌に発表された、とのこと。

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原発に関する情報は、

(1)隠蔽

(2)遅延

(3)過小評価

の特徴をもっているを、この間、身をもって理解した。

だから驚かないということではないが・・・。

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その内の「隠蔽」に関して、・・・。

このところ「朝日新聞」に「プロメテウスの罠」という連載記事があり、これを読むといかに原発情報、放射能情報が隠されてきたか、よくわかる。

そのうちの「防護服の男」という連載はコチラで見れます。

「防護服の男」(その4)のタイトルは、「殺人罪じゃないか」です。
知らされずに放射能の中で生活していた人の独白です。

また、この連載記事により、福島県は3月12日朝に(水素爆発前に)、大気の線量を測り高濃度汚染の実態を把握していた、という事実を知り、これを告発している方もいます。
未必の故意による殺人罪に匹敵する、と告発されてます。
(福島県当局の罪は、SPEED1のことだけではなかった。)

この方のサイトはコチラ。

「プロメテウスの罠」の話題に戻ります。

今は二番目のシリーズで「研究者の辞表」が続いてます。
(これはコチラで見れます)

昨日の記事だったかに、
「3月18日、日本気象学会は会員の研究成果の発表自粛を呼びかけた」
ことが書かれてあった。

秘密主義とか緘口令とか、なんかゾッとする組織犯罪のような気がしてくる。

「研究者」の良心に基づく自発的な行動をも抑圧するような・・・。

「畑村委員会」は是非こういうことにもメスを入れて戴きたい。

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「過小評価」といえば、フランスの事故でも同様のことがあるようだ。


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なんともやりきれない。

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