2012年7月29日日曜日

「日本の食糧自給率は農水省の大ウソ」「日本は世界5位の農業大国」という本

税と保険の情報サイト
干ばつで食糧危機? 日本の食糧自給率は農水省の大ウソだった
 2012年7月28日 22:00
 
異常気象で食糧事情が不安視されるが
世界各国で異常気象が続いており、中国や米国でも農作物が不作だという。こういった事態が起きると、かならず不安視されるのが日本の食糧自給率だが、先ごろこの自給率そのものが農水省のでっち上げ、とする本が出版され波紋を呼んでいる

日本は世界的な農業大国だった
もはや毎年発生している感があるが、今年も世界的な異常気象だという。北朝鮮では60年ぶりともいわれる大干ばつで穀倉地帯の黄海南道が壊滅的な被害を受け、2万人が餓死した、との情報がある。

中国では地方ごとに干ばつと豪雨被害に襲われ、農地が大きなダメージを受けた。米国でも1988年以来の大干ばつとなり、テキサス州やルイジアナ州では家畜の放牧ができない状態が続く。

トウモロコシや大豆も不作のため、穀物価格が上昇。飼料を輸入に依存している日本の牛肉や豚肉価格にも上昇の気配が出てきた。

44%ともいわれる日本の食糧自給率が心配されるところだが、実は日本の食糧自給率はもっと高く、農業生産高では世界5位、先進国では3位の実力があるらしい

これまですり込まれてきた「常識」を覆すこの情報を教えてくれるのは、『日本は世界5位の農業大国』(浅川芳裕著、講談社、838円、税別)だ。著者の浅川氏は農業専門雑誌、月刊「農業経営者」の副編集長である。

ウソを根拠に血税を無駄遣いする農水省
我が国では小学校でも「食糧自給率が低いため、いざというときには飢える危険性がある」と教わる。カロリーベースで産出された自給率44%という数字が根拠だが、これを生産高ベースで見ると、66%にはね上がるという。

世界的を見渡しても、カロリーベースで計算する国は他になく、66%という生産高ベースの自給率は「ごく普通」レベル。8兆円という農業生産高は、農業大国のものだ。

農水省があえて低い数字を出して危機感をあおるのは、あらゆる局面で自給率を人質に出し、予算などの要求を通すためらしい

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怪しげで危なげな常識はまだある。
財政破綻の危機、だとか

電力需給の危機とか・・・

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