2012年8月29日水曜日

沖縄県 働く人の4.2%,2万人余が最低賃金以下で働いている

NHKニュース
最低賃金全国最下位脱出へ
今年度の県の最低賃金は、前の年より8円引き上げられ、時給653円となる見込みになり、全国的には依然として低い水準ながらも最下位を脱出することになりました。
最低賃金は、企業が従業員に支払わなければならない最低限の賃金で、都道府県ごとに決まっています。
今年度の最低賃金が、企業経営者や労働組合の代表などでつくる審議会で検討された結果、前の年より8円引き上げられ時給653円となる見込みになりました。
沖縄労働局によりますと、去年、東日本大震災の影響で落ち込んだ観光業が活性化してきたことなど好調な業種が多く県内経済は上向きだということです。
県の最低賃金は平成14年度以降昨年度まで全国最下位でしたが、このまま引き上げられれば、島根県を1円上回り最下位を脱出することになりました。
しかし全国的には、依然として低い水準で、沖縄労働局によりますと県内で働く人のうちおよそ4点2パーセントの2万人あまりが最低賃金以下で働いているということです。
沖縄労働局では、引き上げが正式に決定することし10月下旬以降、企業経営者などに知らせた上で、賃金の改善を指導することにしています。
08月29日 09時20分

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