2012年8月25日土曜日

「人間の品質」を問う材料BOX

「人間の品質」を問う材料にするためのとりあえずの収拾BOX。

■石原慎太郎
琉球新報
都知事「従軍慰安婦は強制でない」
2012年8月24日            
 東京都の石原慎太郎知事は24日の記者会見で、旧日本軍の従軍慰安婦問題について「はっきり言っておくが強制ではない。日本にいる朝鮮人を強制した証拠がどこにありますか」と述べた。 知事は「ああいう貧しい時代には日本人だろうと韓国人だろうと、売春は非常に利益のある商売だったから、貧しい人たちはある意味で仕方なしに、しかし、決して嫌々でなしにあの商売を選んだ」と話した。
 その上で、旧日本軍の強制性を認めた1993年の河野洋平官房長官談話に関し「訳が分からず認めた河野洋平っていうばかが、日本と韓国の関係を駄目にした」と述べた。
(共同通信)

毎日JP
竹島・尖閣問題:石原知事、中国と韓国の批判展開
毎日新聞 2012年08月24日 19時28分(最終更新 08月24日 21時05分)
 東京都の石原慎太郎知事は24日の定例記者会見で、尖閣諸島や竹島の問題に関連し「中国ではこれから騒擾(そうじょう)事件が起こる」「(韓国の李明博氏は)大統領の器じゃない」などと中国、韓国への批判を展開した。
 尖閣諸島を巡る中国の反日デモに石原知事は「北京の政府は、そういう(国内問題への)エネルギーをそらすために、彼らを扇動しているかもしれない」と言及。「中国の政府は分裂していく。四つくらいの国になった方が幸せ」とも語った。
 韓国の李大統領に対しては「兄貴が収賄でつかまって、自分もこれから危ないんじゃない? ずいぶん韓国の大統領ってのは終わった後に逮捕されてる」と述べ、竹島上陸を「外交感覚が欠落している」と批判。従軍慰安婦問題に関しても「強制ってわけじゃない。日本人でも韓国人でも、貧しい人たちはある意味で仕方なしに、しかし嫌々じゃなく、あんな商売(売春)を選んだ」と持論を述べた。
 また、都が購入を計画している尖閣諸島の調査を今月末に続き、10月も実施する意向を示し「10月の再調査には私も行きます。逮捕されるなら、それで結構ですけど」と上陸に意欲を見せた。【清水健二】


■橋下徹
毎日JP
慰安婦問題:橋下市長が93年の河野談話を批判
毎日新聞 2012年08月24日 12時13分(最終更新 08月24日 15時29分)
 従軍慰安婦問題について、大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は24日、慰安婦の募集や移送などに強制性があったことを認めた93年の河野洋平官房長官(当時)の談話を「日韓関係をこじらせている元凶」と痛烈に批判した。一方で、07年に安倍晋三内閣が「強制連行を直接示す資料は見当たらない」と閣議決定をしたことを評価し、「河野談話は見直すべきだ」と述べた。
 河野談話は慰安婦について旧日本軍の関与を認めた上で、「募集、移送、管理なども、甘言、強圧によるなど総じて本人たちの意思に反して行われた」として、「おわびと反省」を表明した。
 橋下市長は「証拠がないのに、強制性があったと受けとられるような談話を出したのは大失態」と批判。また、慰安所の存在については「現代社会でも性を商売とする風俗業がある」として、一定程度は許容されるとの見解を示した。
 橋下市長は21日にも「(強制連行の証拠があるなら)韓国の皆さんに出してもらいたい」などと述べている。【茶谷亮】

朝鮮日報
慰安婦:橋下大阪市長「河野談話は最悪」
韓国政府に証拠を示すよう要求
 「日本が強制した証拠はない」
 日本の次世代の指導者と注目される橋下徹・大阪市長(43)=写真=が、韓国の独島(日本名:竹島)に対する領有権の主張や、旧日本軍の従軍慰安婦について否定的な発言を繰り返している。
 日本メディアは、橋下市長が率いる地域政党「大阪維新の会」が、次の衆議院議員総選挙で「第3極」となることが確実視され、連立政権に加わる可能性が高いとの見方を示している。橋下市長が今後、国政で中心的な役割を担う可能性が高いというわけだ。
 橋下市長は24日、記者会見で「韓国の大統領が竹島に不法上陸した」と発言した。また、従軍慰安婦問題をめぐり、日本の憲兵による慰安婦募集の強制性を認めた「河野談話」について「証拠に基づかない内容で最悪。談話はあくまで談話にすぎない」と批判した。その上で「慰安婦問題を解決しなければ日韓関係は成熟しない」と主張した。
 「河野談話」とは、1993年8月、当時の河野洋平・官房長官が「慰安所は軍当局の要請により設置され、軍が慰安所の設置・管理や慰安婦の移送に直接・間接的に関与した」として、日本政府の関与を認めた内容の談話だ。
 橋下市長は最近、従軍慰安婦の強制連行について「証拠がない」とし、韓国政府に対し証拠を示すよう求めた。橋下市長のこのような動きについては、ある週刊誌が最近、橋下市長が政界入りする前に高級クラブの従業員と不倫したという事実を暴露したことで、支持率が伸び悩んだため、人気を挽回(ばんかい)する目的で、領土問題や従軍慰安婦問題に関する発言を繰り返しているのではないかとの見方も出ている。
東京= 車学峰(チャ・ハクポン)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

J-CASTニュース
橋下大阪市長ウォッチ 
従軍慰安婦問題 「河野談話は見直すしかない」
2012/8/24 15:22
   大阪市の橋下徹市長は2012年8月24日未明、いわゆる従軍慰安婦に関する発言で韓国メディアから「妄言」などと批判されていることについて、ツイッターで反論を展開した。
   韓国メディアは、橋下市長の、
「慰安婦という人達が、軍に暴行、脅迫を受けて連れてこられたという確たる証拠はない。もしそういうものがあったというなら、韓国の皆さんにも出してもらいたい」
という発言を、「河野談話を否定した」などと批判している。

「不本意と強制はまったく異なる」
   1993年の河野談話では、日本政府が軍の関与や強制を認めたとされる。
   橋下市長のツイートでは、
「色んな事情で不本意ながら慰安婦になり、心身ともに苦痛を被ったということに関してはその苦痛を察してあげなければならない。これは日本人で同じような境遇の人の話を聞いても同じ」
と、慰安婦が苦痛を受けたことについては理解を示した上で、
「ただ不本意と強制はまったく異なる」
と釘を刺した。

「日韓関係をこじらせている最大の元凶」
   河野談話については、
「『本人の意思に反して』とうい(原文ママ)言葉で誤魔化した。政治の最大の責任だ。これは不本意と言う意味なのか、日本国が強制したという意味なのか。ここをはっきりさせる必要がある。後者であれば謝罪は当然。しかし今のところその証拠がない。だから韓国側に出して欲しい」
として、内容のあいまいさを批判。その上で、
「2007年に強制連行の証拠はないという閣議決定をやったなら河野談話は見直しするしかないでしょう。韓国側に河野談話以外の強制連行の証拠を求める」
と、河野談話と07年の、
「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」
とする閣議決定との不整合を指摘した。
   橋下市長は同日朝の囲み取材でも、河野談話の表現のあいまいさを指摘しており、
「日韓関係をこじらせている最大の元凶」
とまで断じている。

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