2012年9月23日日曜日

中国反日デモのなかの「蒼井そらは世界のもの」 『エコノミスト』誌にも登場

反日デモのなかの「蒼井そらは世界のもの」

遂に「The Economist」にも取り上げられた(コチラ、英文)

非常に、よくわからない、奇妙な現象である。
どこか抜けているような、
ウケを狙っているような、
頬のゆるむところでもある。

どんな現象なのかは、「中国住み」さんによる
NAVERまとめ
反日デモにおける 蒼井そら 人気が異常な件
が、一番うまく纏められていていいと思う。
(写真も豊富)

この中にも紹介されている、
日経ビジネスオンライン

中国でのデモ、彼らは何を求めているのか
意外と軽い“反日”、本音はどこに
でも、

「蒼井そらは世界のもの」という標語
という一節を設けて、

「 まず、約3000人が参加し最も過激だったと思われる深セン市のデモ。十数台の車がひっくり返されたり、日系メーカーの警察車両がぼこぼこにされたりした写真がツイッターなどで流れた。しかし、彼らは本当に日本が憎いのか。たとえば「日貨排斥」のTシャツを着た青年が首に下げているカメラは、ニコン。そのブランドを隠そうともしない無防備さ(あとでデモ仲間にカメラを取り上げられ壊されたそうだが)。

 また、デモに参加する中高生の背中に「釣魚島(尖閣諸島)は中国のもの、『蒼井そら』は世界のもの」といった標語が張りつけてある。『蒼井そら』とは、中国に異様に人気がありアイドル化している日本のAV女優の名だ。ある種の若い中国人ネットユーザーの間では、最も有名な日本人である。今回の各地のデモでは、反日でも蒼井そらは別、といったニュアンスで前述の標語が散見された。

 本当に反日の厳しい空気の中でなら、日本人女優に心うばわれているそぶりなど、冗談でもいえない。つまり、今回のデモの反日度はそのレベルなのだ中国人の微博に「日本よ、デモする機会を与えてくれて感謝する」というコメントが流れていたが、最初から「反日」を口実に、あわよくば警察車両を襲撃してみたい、というのがデモ隊の本音ではないか

 山東省済南市のデモのスローガンは「あくどい城管(都市管理委員会、都市の露天商などを取締り罰金をかせぐ)市政府に抗議する」だった。反日でデモの招集をかけてはいるが、デモの矛先は城管と市政府ということになる。自分の土地や私有財産ですら、城管や地元政府の横暴で奪われることもままある状況では、釣魚島は中国のものという前に、自分の持ち物や田畑の権利が自分のものであると、訴えたいところだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
と分析を加えている。

また、
9月20日付け「朝日新聞」も
蒼井そらのインタビュー記事を掲載している。
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さて、そのデモではどんなスローガンが見られたのか。
(全て「中国住み」さんからのもの)
 ▲一番オーソドックス

▲遊び感覚 

▲毛沢東語録?

▲エッ おばさんが、「もう蒼井空を見ない」・・・・? 

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