2012年10月24日水曜日

放射能汚染 山梨県鳴沢村の野生キノコ、基準値超セシウム。 山梨県産農産物で初の検出

毎日JP
放射性セシウム:野生キノコから、鳴沢村で基準値超 県産農産物で初 /山梨
毎日新聞 2012年10月24日 地方版

 県は23日、鳴沢村産の野生キノコから食品衛生法の基準(1キロ当たり100ベクレル)を超える同360〜150ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県産農産物から基準を超える放射性物質が検出されたのは初めて
 県によると、同村など3町村で今月採った各種キノコ6検体を検査。同村の「ショウゲンジ」から同360ベクレル、「シロナメツムタケ」から同150ベクレルを検出した。「カヤタケ」など3検体は基準以下の同45〜18ベクレルで、残る1検体は不検出だった。昨秋の検査でも野生キノコから同100ベクレル超を検出したが、当時の国の暫定規制値(同500ベクレル)は下回っていたという。
 同村の野生キノコは一部が地元直販所などで販売されているとみられ、県は当分の間、同村内でキノコ採りを控えるよう呼びかけている。【春増翔太】

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