2012年11月22日木曜日

次の総選挙であたしが支持したいのは、脱原発、消費税増税反対、TPP反対の政策を掲げる集団で、・・・(室井佑月)

YAHOOニュース
室井佑月氏「第三極ってなんなのさ」〈週刊朝日〉
11月14日(水)
 連日「第三極」という言葉がメディアに躍っている。作家の室井佑月氏は、マスコミが頻繁に取り上げる第三極「石原・橋下連合」の政策が、二大政党の片割れである自民党にとても近いことに違和感を覚えているようだ。
*  *  *
 新聞やニュースで第三極、第三極って騒いでいるけど、彼らが言う第三極ってなんなのさ。 もちろんそれくらいはわかってるつもりだったけど、頭が混乱してきちゃった。第三極というのは、二つの大きな政党のその次の勢力になりそうな政党のことじゃない? ほんでもって政党とは、共通の政治主張や目的を掲げる集団じゃない?

 次の総選挙であたしが支持したいのは、脱原発、消費税増税反対、TPP反対の政策を掲げる集団で、となると小沢さん率いる国民の生活が第一ということになるが、なぜかこちらはほとんどマスコミに取り上げられない。人数的には3番目だっていうのにね。

 よっぽど、今この国を動かしている一部の権力者たちは、脱原発・消費税増税反対・TPP反対、この三つはしたくないんだろうと思われる。嫌なことなんだろう。

 けど、その三つを堂々と主張してくれる集団こそが、第一極とも第二極とも違う、それ以外の受け皿になる第三極なんだと思うけど、違う?
※週刊朝日 2012年11月23日号



室井佑月 石原前都知事を「ヤバイもの見てる感じ」 
(更新 2012/11/11 11:00)

 作家の室井佑月氏は、10月に石原慎太郎前東京都知事が緊急会見を開くという話を聞いた際、都知事を退くことを考えホッとしていたという。また「尖閣購入の件を反省したのか」とも思ったというが、実際の会見を見たときには怖さを感じたという。

*  *  *
 緊急会見の石原さんは、ピンピンしていてやる気に満ちてて、あたしは正直、怖かった。ヤバいものを見ている感じ。

 石原さんいわく、「都民のためにもっと役に立つ仕事をしようとしている」だって。ホントか?

 東京新聞の筆洗というコラムに書いてあった。森喜朗元首相が産経新聞のインタビューで語っていたことが。「昨年四月の都知事選に出馬する意思のなかった石原慎太郎知事を、前自民党幹事長で長男の伸晃氏と二人で説得したという。『ここで降りたら党幹事長でもある伸晃君のためにならない。彼の首相の芽はなくなるよ』」。

 んで、夜中まで説得し、4期目の都知事選に出馬することになったらしい。

 こんなことを手柄のように話す森さんてアホだな、…じゃなかった。つまり、彼を現役でいるように引き止めたのは、息子の存在だ。

 だとしたら今回の、知事を辞め新党作って国政へというのだって、そういう気持ちの延長なんじゃないのか。

 自民党の長老たちが息子を総裁にしてくれるっていってたのに、話が違うだろ。舐めてんのか、えっ! この俺を誰だと思ってる? 嫌がらせしたろか。もう一度、息子の処遇について、話し合おうじゃないの。

 あたしにはそういうことのような気がしてならない。しかし、そういっているマスコミはない。

※週刊朝日 2012年11月16日号

0 件のコメント: