2012年12月30日日曜日

アメリカのスーパーマーケット、中国製の墓石から強制労働のSOSの手紙が

時事ドットコム
中国製品からSOSの手紙=強制労働者、隠し入れる-米スーパー
 米西部オレゴン州に住む女性が、10月31日のハロウィーンで使おうと、発泡スチロールでできた中国製の墓石を地元スーパーマーケットで購入したところ、梱包(こんぽう)の中から中国当局による強制労働の実態を告発する手紙が見つかった。この墓石の製造に関わった強制労働者が書いたとみられ、「偶然にもこの製品を買われた方。手紙を人権団体に届けてください」と訴えている。米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」が27日報じた。
 米国は強制労働によって製造された製品の輸入を禁止しており、米当局も手紙の内容を精査している。
 手紙は英語で書かれ、中国語が一部交じっている。手紙によれば、この製品は中国遼寧省瀋陽馬三家の「労働教養院」で作られた。教養院には、中国共産党と思想の異なる「罪のない人々」が1~3年間収容されるという。手紙は「1日15時間労働で、休みもない。従わなければたたかれるなどの虐待を受ける。給与はないに等しい」と悲痛な叫びを上げている。(2012/12/28-15:05)

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