2012年12月23日日曜日

「ジングルベルに街が 浮き足立った夜」(かりそめのスウィング 甲斐バンド)


クリスマスが近づくと思い浮かべるのはこの歌だ。

人の声と車の音が 飛び交ってる
ニュースは不況を喋(うた)い 街には人があふれた
・・・
と続く。
1970年代の臭いバリバリの歌だ。
ちっとも「幸せ」ムードはない。

甲斐バンド「英雄と悪漢」
捨てた記憶はないので、まだ家のどこかにあると思う、このレコード。
英雄と悪漢
英雄と悪漢
Wiki(コチラ)によると、1975年発売らしい。
こんな曲が並んでる。(↓)

(Side-A)
ポップコーンをほおばって
東京の冷たい壁にもたれて
光と影
裏切りの街角
風が唄った日
(Side-B)
狂った夜
かりそめのスウィング
昨日のように
一日の終り
絵日記 (薔薇色の人生)

YouTubeではコチラ(↓)が良かった。


かりそめのスウィング 甲斐バンド

作詞:甲斐よしひろ
作曲:甲斐よしひろ


ジングルベルに街が 浮き足立った夜 
人の声と車の音が 飛び交ってる 
ニュースは不況を喋(うた)い 街には人があふれた 
そしてぶらりとあいつは 舞い戻ってきた 
去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 
二人とぶように 踊り狂った 
ひきずってきた悲しみを 吐きだすかのように 
二人とぶように 踊り狂った 

あいつが僕の前から 消えてしまったあの時 
師走の冷たい路を 知らずに一人待ってた 
首に巻きつけたマフラーだけがなぐさみで 
かじかんだ手はポケットに うずくまってた 
去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 
二人とぶように 踊り狂った 
生きてきた虚しさを はきだすかのように 
二人とぶように 踊り狂った 

厚い化粧の下 あれた肌にも 
過ぎてきた月日が よくわかるよ 
だけどそんな事は もうどうでもいい 
いい人達の中で あいつも僕も変わってしまった 

去年の今頃さ 暗い小さなフロアで 
二人とぶように 踊り狂った 
浮かれたジングルベルを はきだすかのように 
二人とぶように 踊り狂った

ジングルベルに街が 浮き足立った夜 
人の声と車の音が 飛び交ってる 






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