2013年6月24日月曜日

純米吟醸「〆張鶴」10回連続トップ 全国の居酒屋が選ぶ地酒人気銘柄ランキング


新潟日報
純米吟醸「〆張鶴」10回連続トップ
全国の居酒屋が選ぶ地酒人気銘柄ランキング

 地酒にこだわる全国の居酒屋が選ぶ「地酒人気銘柄ランキング」の2013年版で、純米吟醸酒部門は、宮尾酒造(村上市)の「〆張鶴純」が10回連続トップとなった。都道府県別の人気産地ランキングでは、本県は山形県に次いで2位だった。

 ランキングは日本酒関連の企画・出版を手掛けるフルネット(東京)が調査し、1993年から隔年で書籍にまとめている。今回は昨年6~8月、東京を中心に同社が選んだ居酒屋91店に投票してもらい、6部門ごとにまとめた。

 「純」は部門別に分かれた95年版から首位を維持している。八海醸造(南魚沼市)の「八海山純米吟醸」も同部門で10位以内に入った。フルネットによると、「銘柄間競争が激しい地酒の世界で、20年間1位は偉業と言える」としている。

 本県からはほかに、純米大吟醸酒部門で朝日酒造(長岡市)の「久保田萬寿」、吟醸酒部門で八海醸造の「八海山吟醸」、本醸造酒部門で八海醸造、朝日酒造、石本酒造(新潟市江南区)、宮尾酒造がそれぞれトップ10入りした。

 都道府県別の合計獲得点数をみると、本県は8260点。「十四代」(高木酒造)が全部門で上位に食い込む山形県(1万5600点)に大きく離されている。3位は静岡県の6390点。

【経済】 2013/06/24 11:01

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