2013年12月28日土曜日

首相靖国参拝:過去からの緊張が苦しめ遺憾 国連報道官(毎日新聞)

毎日新聞
首相靖国参拝:過去からの緊張が苦しめ遺憾 国連報道官
毎日新聞 2013年12月28日 11時29分(最終更新 12月28日 12時23分)

 【ニューヨーク草野和彦】国連の潘基文(バンキムン)事務総長の報道官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝に対する「中国と韓国の強い反発」を事務総長が認識しているとした上で、「過去から生じる緊張が今も、(北東アジア)地域を苦しめていることは遺憾だ」と語った。

 報道官によると、事務総長はこれまで、地域の国々が「共有する歴史について共通の認識と理解」に達するように促し、特に「被害者の記憶には敏感になり、相互信頼の構築に努める必要があると強調してきた」という。こうした取り組みについて、報道官は「(各国の)指導者たちは特別な責務を負う」と指摘した。

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