2013年12月27日金曜日

首相参拝に米政府 「失望」の声明を“格上げ”(TBS) : 安倍総理の靖国神社参拝についてアメリカ政府は、「大使館」の声明を「国務省」に格上げして発表し、あらためて「失望している」との強い懸念を表明

TBS
首相参拝に米政府 「失望」の声明を“格上げ”

 安倍総理の靖国神社参拝についてアメリカ政府は、「大使館」の声明を「国務省」に格上げして発表し、あらためて「失望している」との強い懸念を表明しています。

 26日付けのアメリカの新聞各紙も、安倍総理の靖国訪問を国際面で報じています。ウォールストリートジャーナル紙は、「日本を、とかく軍国主義と騒いできた中国指導部にとって靖国参拝は“プレゼント”のようなものだ」と表現するなど各紙とも、否定的な論調が目立ちます。

 アメリカ政府は、在日アメリカ大使館が出した「失望している」との声明を「国務省報道官」に格上げして再度発表し、異例の強い懸念を示しました。

 オバマ政権は、これまで様々なルートで、安倍政権に対し靖国参拝について「慎重に対応すべき」とのメッセージを送ってきた経緯があり、こうした立場をあらためて示したものとみられます。

 また、EUのアシュトン上級代表も、今回の参拝について「日本の近隣諸国、特に韓国や中国と日本の緊張緩和に貢献するものではない」と懸念を示しています。(27日08:52)

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