2014年1月29日水曜日

永井和氏の「日本軍の慰安所政策について」。慰安所政策が「当時の社会通念からいちじるしくかけ離れたものであった」ことが周旋業者を取り締まろうとしていた各県警の反応から見て取れる。軍の組織図内の慰安所の位置づけも。一般の公娼制度とは違う。 — 平野啓一郎


日本軍の慰安所政策について
永井 和(京都大学文学研究科教授)

この報告は、永井和「陸軍慰安所の創設と慰安婦募集に関する一考察」『二十世紀研究』創刊号、2000年をもとに、一部補足したものである。
はじめに
問題の所在
Ⅰ.警察資料について
Ⅱ.陸軍慰安所の創設
Ⅲ.日本国内における慰安婦募集活動
1.和歌山の誘拐容疑事件
2.北関東・南東北での募集活動
Ⅳ.地方警察の反応と内務省の対策
おわりに
補論:陸軍慰安所は酒保の附属施設
追記(2005年6月12日記)




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