2014年7月12日土曜日

トマ・ピケティ『21世紀の資本論』って?(2) 翻訳者のブログ → せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ……

山形浩生の「経済のトリセツ」
2014-07-11 ピケティ『21世紀の資本』
ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ……

そうか、この方が翻訳中ってことか。

池田が解説書書くって? あの池田じゃないだろうな。

記事では、「本書のあらすじ」として、

本書のあらすじは?
なんかみんな天地鳴動大地震撼の革命的な本だと思ってすっごい期待しているようだけれど、本書に書かれていることはとても簡単だ。各国で、富の格差は拡大してます、ということ。そしてそれが今後大きく改善しそうにないということで、なぜかというと経済成長より資本の収益率のほうが高いから、資本を持っている人が経済成長以上に金持ちになっていくから。その対策としてはもっと累進課税をしましょう、ということね。おしまい。

とある。

ふんふん、なるほど。

他にイロイロあるけど、
最後に、

あと、お願いだから読んだ成果を活かしてよね。本書の翻訳により、我が国における格差の研究や議論も飛躍的に発展することを祈ってやみませんわよ、ぼくは。訳者あとがきに社交辞令でこういうことを書くけれど、本書の場合、これはマジに祈ってます。あと、革命の書を期待していてアテがはずれた人たち、勇ましいアジテーションを期待していたのに生真面目で実直な研究書でがっかりした人々は、それをぼくの翻訳のせいにはしないでおくれよね。
では年末に~~(年始になるかもしれないけど)。あと 560ページ! 少し時間がかかるので、こんな曲でも聴いといて。

だと。

せいぜい準備運動しとこ。



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