2014年7月27日日曜日

9月内閣改造で大ハシャギ 麻生派「派閥研修会」のお下劣 (日刊ゲンダイ) : 「派閥の議員と番記者が一堂に会する夜の懇親会は全員がアロハに着替え、カラオケ大会が行われた。」 ← 経営層から記者層まで、終っている「大手マスコミ」 サイナラ

日刊ゲンダイ
9月内閣改造で大ハシャギ 麻生派「派閥研修会」のお下劣  
2014年7月26日

安倍首相が25日、第2次政権発足以来初の内閣改造を行うと、複数の与党幹部に伝えたという。「9月3日」という具体的なスケジュールも出て、入閣待望組はソワソワなのだが、このところ改造を見越して、自民党の派閥研修会が次々に開かれている。結束を固めて存在感を示すのが狙いだ。

各派のトップを切ったのが石原派。今月4日から1泊2日の日程で箱根のホテルで研修会を行い、「できれば閣僚枠を1つ確保したい」といったロコツな発言が相次いだ。

麻生派も22日から横浜のホテルで1泊2日の研修会を開いたのだが、これがまあ、研修会とは名ばかりのお祭り騒ぎだったという。派閥の議員と番記者が一堂に会する夜の懇親会は全員がアロハに着替え、カラオケ大会が行われた。

「男性記者が郷ひろみの『ゴールドフィンガー ’99 』の“アチチアチ”の部分を“アソウタロウ”に替えて熱唱。女性記者は割烹着を着て、“改造はあります!”と小保方晴子さんのモノマネをしながらAKB48の『恋するフォーチュンクッキー』を歌いました」(関係者)

麻生派の記者懇はほぼ毎月開かれ、基本的に会計は派閥持ちと週刊誌に報じられている。日頃からのなれ合いが悪ふざけにつながったようだ。

それでも百歩譲って取材したことをキチンと報道するならまだいい。研修会では、改造の目玉である新設の安保法制担当相について、「嫌だよ」「面倒くさい」「これから矢面に立たされるだけじゃん」と消極的な声が議員から相次いだ。

国民生活を根本的に変える解釈改憲をやっておいて、安保担当相を「面倒くさい」なんてまったくフザケた話だが、これを伝えない大メディアはやっぱり“飼い犬”だ。


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