2014年10月17日金曜日

「愛人DV」で書類送検 国会も問題視する大塚政務官の行状 (日刊ゲンダイ) : 「安倍政権は女性活躍なんてうたっていますが、こんな人が役職に就いているのは国民が許しませんよ」

日刊ゲンダイ
「愛人DV」で書類送検 国会も問題視する大塚政務官の行状  
2014年10月16日

 現職の国交政務官が、元愛人から「辞職勧告」を突きつけられる前代未聞の事態になっている。15日の衆院国土交通委員会でも取り上げられた。

 辞職勧告を突きつけられたのは、大塚高司国交政務官(50)。昨年8月に元愛人のA子さん(41)とマンションのエレベーター内で口論となり、A子さんを殴りつけて負傷させたという。A子さんは大阪府警に被害届を出し、大塚議員は傷害の容疑で書類送検になった。A子さんが殴られた後に撮った写真を見ると、A子さんの腕は真っ赤に内出血している。相当強く殴られたのは間違いない。

「大塚議員とA子さんは、その後、“和解”し、A子さんも被害届を取り下げている。A子さんは大塚議員の“謝罪”を条件に被害届を取り下げたそうです。おかげで大塚議員は不起訴になったが、いまだにA子さんに対する謝罪がないと、A子さんはカンカンになり、今回の辞職勧告に至りました。A子さんは、大塚議員を“処分”するよう、衆院議長に文書を提出しています」(マスコミ関係者)

■小泉チルドレン

 大塚議員は委員会で、殴ったことは認めたものの、「プライベートなこと」とのらりくらり。

「大塚議員は大阪府豊中市の出身で、府内の私立高校を卒業し、追手門学院大学を卒業しています。参院議員の秘書を経て、05年の小泉旋風で初当選。09年では落選し、12年の選挙では比例復活しています。酒を飲むと女性を口説き始めることで有名です」(自民党関係者)

 委員会では、DV問題以外にも地元有権者の接待問題や献金問題も追及された。質問をした民主党の後藤祐一議員はこう憤る。

「安倍政権は女性活躍なんてうたっていますが、こんな人が役職に就いているのは国民が許しませんよ」

 ボスの太田昭宏大臣は大塚議員について問題ないとの意向を示している。国民をバカにするのも大概にしてほしい。



0 件のコメント: