2015年2月1日日曜日

非正規労働者などの賃金底上げが本格化しない一方で、上位0.01%は億円単位で所得を増やしている ---- これが安倍政権による異次元緩和の現状と言えます。」(富裕層だけにバブルの恩恵 ピケティのデータベース) (「週刊東洋経済」編集部) (『朝日新聞』2015-01-31)

「 1985年に1.6億円だった上位0.01%の所得は、平成バブルで急峻な山を築き、頂点の90年には6.6億円と85年の4倍以上に膨張しました。
・・・
 一方で所得下位90%(成人人口の90%)では過去、バブルによる所得の盛り上がりはまったく見られません。そればかりか上位層とは違って、92年の220万円をピークにほぼ一本調子で下がり続けています。

 ピケティ氏らのデータは2010年まででアベノミクス以降のものはまだありませんが、12年末以降の株高で最上位層の所得が膨らんだことは想像に難くありません。

 非正規労働者などの賃金底上げが本格化しない一方で、上位0.01%は億円単位で所得を増やしている ---- これが安倍政権による異次元緩和の現状と言えます。

富裕層だけにバブルの恩恵 ピケティのデータベース (「週刊東洋経済」編集部)
(『朝日新聞』2015-01-31)

0 件のコメント: