2015年3月26日木曜日

客に「安倍クソッタレ!」と叫ばせたラーメン店主の“真意” (日刊ゲンダイ) : 「・・・『どうげんぼうず』とは山口の方言で『悪ガキ』という意味です。どんな攻撃を受けようと、今後も『デモ割』は続けていきます」

日刊ゲンダイ
客に「安倍クソッタレ!」と叫ばせたラーメン店主の“真意”  
2015年3月25日

 今月22日に官邸前で開かれた「安倍政権NO!大行動」のデモには1万4000人も集まった。日本が“戦争する国”へ変貌を遂げることへの危機感の高まりだろうが、このデモの参加者を支援しようと、当日、あるラーメン店が行ったサービスがネット上で総攻撃を受けている。

 そのラーメン店は新中野にある「麺屋どうげんぼうず」(東京都中野区本町4─30─11)。「デモ割」と称し、注文前に「安倍クソッタレ!」と叫んだ客に「味玉」を提供したのだ。店側が事前にサービス内容をツイッターでつぶやいたことから、ネット上に広がり「すさまじいヘイトスピーチ」「品がない」といった批判の声が相次いだ。

“過激”なサービスを行った真意はどこにあるのか。店を訪ね、店主の近廣直也さんに聞いてみた。

「このサービスを始めたのは2年前。反原発デモの『デモ割』や選挙の際に『選挙割』として数回行いました。ユーモアのつもりなのですが、今回は安倍首相を直接ターゲットにしたこともあり、ネット上の反応は凄まじかった。来店されたお客さんからは応援メッセージをもらいましたよ」

「3.11以降、反原発などのデモに地方から大勢が東京にやってくるようになった。大阪や福島からデモのためだけに来る人も少なくありません。そうした人たちを少しでも支援したいと思ったことがきっかけです。私は山口県下関出身。安倍首相の地元です。地元の国会議員だからこそ、悪いことには『NO』の声を上げなければと思っています。『どうげんぼうず』とは山口の方言で『悪ガキ』という意味です。どんな攻撃を受けようと、今後も『デモ割』は続けていきます」

 ちなみにラーメンは辛い中にもコクがあって美味。25日から3日間「ゲンダイ見た」で味玉をサービスしてくれるとのこと。気になる方はぜひ。


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