2015年9月5日土曜日

ケーテ・コルヴィッツ 『農民戦争』 国立近代美術館常設展 ~9月13日 : 鋤を引く人たち 陵辱 鎌をとぐ アーチ下での武装 突撃 戦場 囚われた者たち

7 囚われた者たち 


6 戦場

5 突撃 

 4 アーチの下での武装

3 鎌をとぐ

2 陵辱

1 鋤を引く人たち
ケーテ・コルヴィッツ 『農民戦争』

美術館の説明
ケーテ・コルヴィッツ 1867-1945
農民戦争 1903-1908 明治36-41

20世紀の版画を代表する作品。
16世紀前半の宗教改革期のドイツで、農奴制と重税に苦しむ農民が起こした一揆、いわゆる「ドイツ農民戦争」(1524-25)が主題となっています。
第1~2ではくるしめられている農民の姿が、第3~5葉では武装蜂起のプロセスが、第6~7葉ではその結末がが描かれています。
全体に、奥行きが強調されておらず、また農民の姿だけが描かれているのが特徴です。
この主題に取り組む際、ヴィルヘルム・ツィンマーマンの「大農民戦争全史」(1841-43)を読んだコルヴィッツは、農民たちを鼓舞した「黒いアンナ」と呼ばれる農婦に興味を持ったようで、第5葉にはアンナと思しき姿をみることができます。


ケーテ・コルヴィッツの人と作品を知るには下記サイト(労作)がベストだと思う↓

ドイツ農民戦争やシュレージェン織布工の蜂起、戦争を描いたケーテ・コルヴィッツ


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