2015年12月9日水曜日

「子どもの貧困基金に企業寄付ゼロ」という冷淡。これで「貧困の世代間連鎖」を断ち切れるか (保坂展人) / 子どもの相対的貧困率は上昇傾向 (「平成26年度版 子ども・若者白書」内閣府) / 教育機関への支出、日本が最下位 GDP比で34カ国中:朝日新聞 / これが安倍晋三のいう「美しい国」だ。 「ぞっとするほど、虚ろな国だ」     

ハフィントンポスト 保坂展人 
「子どもの貧困基金に企業寄付ゼロ」という冷淡。これで「貧困の世代間連鎖」を断ち切れるか
投稿日: 2015年12月08日 21時12分 JST 更新: 4時間前

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安倍首相肝いりの基金創設に対して、「経済界からの大口寄付は一件もなく」というくだりは、うすら寒くなります。おそらく、新聞記事を見て、何社かの企業寄付があわてて行なわれることは予想出来ますが、「子どもの貧困」の改善に資する規模に裾野を広げる道は険しいと言わなければなりません。

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子どもの相対的貧困率は上昇傾向。大人1人で子どもを養育している家庭が特に経済的に困窮している。就学援助を受けている小学生・中学生の割合も上昇続く。

子どもの相対的貧困率は1990年代半ば頃からおおむね上昇傾向にあり,平成21(2009)年には15.7%となっている。子どもがいる現役世帯の相対的貧困率は14.6%であり,そのうち,大人が1人の世帯の相対的貧困率が50.8%と,大人が2人以上いる世帯に比べて非常に高い水準となっている。(「平成26年度版 子ども・若者白書」内閣府)

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教育機関への支出、日本が最下位 GDP比で34カ国中

経済協力開発機構(OECD)は24日、教育に関する調査結果を発表した。2012年の国内総生産(GDP)に占める教育機関への公的支出の割合は、日本は3・5%で、スロバキアと並んで加盟国34カ国中、最下位だった。
OECDによると、公的支出のGDP比は加盟国平均が4・7%。最も高かったのはノルウェー(6・5%)で、ベルギー、アイスランド(いずれも5・9%)、フィンランド(5・7%)が続いた。英国は5・2%、米国と韓国はともに4・7%だった。
http://www.asahi.com/articles/ASHCS4PSXHCSUTIL03G.html

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