2016年6月26日日曜日

“立派なおじいちゃん”は沖縄戦で自決した司令官だった〈AERA〉(dot.)  ;  「沖縄で米軍の事件事故が起きると、本土マスコミの多くは『沖縄の人たちが怒っている』と書く。基地被害や戦争と隣り合わせの現実を、自分たちの問題と感じる意識が決定的に欠落しています」


運命に手繰り寄せられるように沖縄戦と向き合ってきた人がいる。東京都在住の小学校教諭、牛島貞満さん(62)だ。日本陸軍第32軍(沖縄守備軍)の牛島満司令官の孫として、沖縄戦の実相を探り、後世に語り継ぐ責務を自身に課している。

(略)


 全国メディアの「沖縄」の伝え方は今も、「他人事」だと牛島さんは指摘する。

 「沖縄で米軍の事件事故が起きると、本土マスコミの多くは『沖縄の人たちが怒っている』と書く。基地被害や戦争と隣り合わせの現実を、自分たちの問題と感じる意識が決定的に欠落しています」




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6月14日午前9時50分、沖縄戦の海軍司令官、大田実氏の娘2人がキャンプ・シュワブゲート前を訪れました。四女の昭子さん、八女の八千代さんで、「平和のために頑張っている皆さんを見て父も喜んでいると思う」と話しました。— 沖縄タイムス辺野古取材班



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