森友学園：森友疑惑は思想事件である 教育勅語と安倍政権の危険度＝伊藤智永（サンデー毎日3.26号）；この事件は、安倍政治に特有の「何だか嫌な感じ」がてんこ盛りになっている。つまり、政治事件としての本筋は、「教育・首相夫人・勅語（＝天皇制・国体論）・排外主義」の問題にこそある。ひっくるめて「安倍流保守」の問題と名付けよう。これは政治思想事件なのである。

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政治事件としての本筋は「教育・首相夫人・勅語（＝天皇制・国体論）・排外主義」の問題にこそある。 pic.twitter.com/oZFEEZg6IB

— The daily olive news (@olivenews) 2017年3月15日

《断片》
　この事件は、安倍政治に特有の「何だか嫌な感じ」がてんこ盛りになっている。つまり、政治事件としての本筋は、「教育・首相夫人・勅語（＝天皇制・国体論）・排外主義」の問題にこそある。ひっくるめて「安倍流保守」の問題と名付けよう。これは政治思想事件なのである。

　・・・森友学園経営者夫妻が、右翼とも呼べない「なんちゃって保守」なのは明らかだが、元々カネ目当てで「保守」は後付けだったのか、流行に便乗したら簡単に権力に接近できて欲が頭をもたげたのか、どちらにせよ驚くのは、この程度の「保守」が、首相夫人や有力政治家や財務省まで抱き込み、まんまと国有地をタダ同然で手に入れ、多額の補助金すら引き出すまでに焼け太りしていた「保守ブーム」の腐敗堕落ぶりである。