2017年3月16日木曜日

近畿財務局の担当者“森友学園とのやり取り 記録残っている” (NHK) ; 財務局の楠敏志管財部長は、学園側とのやり取りについて、土地の売却価格が開示された先月以降の記録は残っていることを明らかにしました。


大阪・豊中市の国有地が学校法人森友学園に鑑定価格より低く売却されたことをめぐって、参議院予算委員会のメンバーが16日、大阪を訪れて、関係者への聞き取りなどを行いました。このうち、財務省近畿財務局の担当者は、先月以降に行った学園側とのやり取りが文書として記録に残っていることを明らかにしました。

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この中で財務局の楠敏志管財部長は、学園側とのやり取りについて、土地の売却価格が開示された先月以降の記録は残っていることを明らかにしました。

楠管財部長は「関係の公文書もあるし、応接はある。その後のやり取りで重要な部分は文書で残しているものもある」と述べました。

ただ、やり取りの回数については「何回かと言われてもお答えできない」と述べるにとどめました。

そして、予算委員会のメンバーは午後2時すぎ、籠池理事長が出迎える中、森友学園が小学校の建設を進めていた現場を訪れ、その際、籠池氏は「この学園を作るにあたっては、安倍総理大臣の寄付金が入っていることを伝達する」などと述べました。

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メンバーによりますと、籠池氏は「おととし9月、安倍総理大臣の昭恵夫人に講演してもらったときに、昭恵夫人から寄付金100万円を頂いた」などと話したということです。

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これに対し、菅官房長官は午後の記者会見で、「安倍総理大臣に確認したところ、『自分では寄付はしていない。昭恵夫人や事務所など、第三者を通じても寄付をしていない』ということだった」と述べました。

一方、菅官房長官は、昭恵氏が寄付をした可能性について問われ、「本来、私人であり、答える必要はないと思うが、このような事態になっているので、念のために、夫人個人が寄付を行ったかどうかも現在確認をしているところだ。そんなに時間はかからないと思う」と述べました。


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