2014年10月31日金曜日

「サンフランシスコ市長とは信頼関係ない」 橋下市長きっぱり 慰安婦発言で姉妹都市関係に影 (産経新聞)

産経  2014.10.30 19:34
「サンフランシスコ市長とは信頼関係ない」 橋下市長きっぱり 慰安婦発言で姉妹都市関係に影

  橋下徹大阪市長(維新の党共同代表)は30日、昨年5月の慰安婦発言の影響で摩擦が生じた姉妹都市の米サンフランシスコ市との関係について、「(発言をめぐってサンフランシスコ市長に)大きな誤解をされている。市長同士は信頼関係がない」と述べた。定例会見で外国人ジャーナリストの質問に答えた。

「役所は友好。でも謝罪せねば訪米せぬ」

 橋下市長は昨年6月にサンフランシスコ市の視察を予定。しかし慰安婦発言をめぐって現地で反発が起きたため、警備上の理由などから中止を決めていた。

 その後、サンフランシスコ市議会が「慰安婦制度を正当化する態度と発言を強く非難する」との決議を全会一致で採択。橋下市長も「慰安婦の活用を正当化したことは一度もない」として決議の撤回を求める反論書簡を送付した。

 橋下氏はこの日、「役所の組織同士は非常に友好だ」と強調。しかし外国人ジャーナリストから現地を訪問する意向があるかを問われると、「サンフランシスコ市長に謝ってもらわない限り、市長の立場で行く気はない」と断言した。


民主党の小川淳也が山谷えり子と高市早苗のザイトクズとの懇ろな関係を突っ込んだ時のこの2人の不機嫌そうな表情が死ぬほど心地良い。醜悪というのはこういうこと。

塩崎厚労相にも浮上 小渕氏に酷似した「公選法違反」の疑い (日刊ゲンダイ)

日刊ゲンダイ
塩崎厚労相にも浮上 小渕氏に酷似した「公選法違反」の疑い  
2014年10月29日

 小渕優子前経産相(40)の数え切れない疑惑のひとつが、公選法違反の疑いがある「カレンダー配布」だ。小渕氏のほか、御法川信英財務副大臣(50)の後援会も選挙区内の有権者にカレンダーを配っていたことが発覚したが、同じ疑惑は別の現職大臣にも浮上している。塩崎恭久厚労相(63)である。

 公選法199条は選挙区内の有権者に対する有価物の寄付を禁じている。松島みどり法相(58)が辞任に追い込まれた「うちわ」同様、「カレンダー」配布もアウトだ。

 塩崎大臣の政治団体「塩崎恭久後援会」の収支報告書を見ると、「カレンダー印刷代」として、10年2月に30万4500円、11年1、12月に計28万7700円を支出。支払先はいずれも地元・松山市の印刷会社だ。11年1、2月は「カレンダーデザイン・写真撮影代」で21万円を計上している。記載通りなら、塩崎大臣は「選挙区内で撮影した写真」を使って、「選挙区内でカレンダーを印刷」した。わざわざ30万円もかけて作ったカレンダーを一体、何に使ったのか。仮に選挙区内で配布したなら「アウト」だろう。

 塩崎事務所に質問書を送ったが、4日経っても回答なし。電話の問い合わせにも「担当者から連絡させる」と言うばかり。印刷会社も「答えられない」(総務担当)という。

 塩崎大臣の収支報告書には他にもクビをかしげたくなる記載がある。交際費として、松山市内の果物店から毎月、定期的に「品物」を買っていた。資金管理団体「廿一世紀問題懇話会」は10~12年にかけて総額68万円余りを支払っている。「塩崎恭久後援会」は10~11年に「みかん代」として計6万円を計上していた。

 小渕氏の政治団体も毎年末に選挙区内の農家から特産の「下仁田ネギ」を大量購入していたことが問題視された。「ネギ」が「みかん」に変わっただけで、同じ構図ではないのか。果物店に塩崎事務所が買っていた果物などを問い合わせると「答えられない」と取り付く島もなかった。

 塩崎大臣は12年2月に選挙区内で配った著書が公選法違反に当たるとして急きょ回収したほか、13年2月にも衆院選当選のお礼チラシを地元で配って問題となっている。

 問題が発覚するたびに「事務所として法令順守を徹底したい」と釈明しているが、本当は“確信犯”ではないかと疑いたくなる。


亡き妻に責任転嫁も…望月環境相の「虚偽記載」に証拠写真 (日刊ゲンダイ) : 「亡くなった人、それも自分の配偶者の責任にするのはひきょうです」

日刊ゲンダイ
亡き妻に責任転嫁も…望月環境相の「虚偽記載」に証拠写真  
2014年10月31日

 真夜中に記者会見を開き、大ひんしゅくを買った望月環境相。「望月義夫後援会」の政治資金収支報告書に「賀詞交歓会」の支出を記載しながら、収入の記載がなかった疑惑に対し、「違法性はない」「問題ない」を繰り返している。しかし、本人の説明をそのまま受け止めてもおかしなことばかりで、“無罪放免”など許されるはずはない。

 問題になっているのは、賀詞交歓会の支出、08年の305万円、09年の359万円だ。これについて望月環境相は「妻が支出を(賀詞交歓会に)付け替えた」「支出は実際には別の会費や会合費だった」「当時はこの種の支出が社会的に批判されており、そのまま計上することを妻がはばかった」と、4年前に他界した夫人に責任を押し付けていた。

 会計責任者が妻だろうが、望月環境相の関係政治団体であることは間違いないし、本来は「会合費」「会費」と記載しなければいけない支出を「賀詞交歓会に付け替えた」ことは明確な虚偽記載だ。これで「違法性はない」なんて言い逃れできない。

■名前入り横断幕

 さらに望月環境相は、「賀詞交歓会は後援会の事業ではなく、実行委員会の開催で収支報告書に記載する必要はなかった」とも言った。ところが、毎年開かれる「賀詞交歓会」は、写真のように「望月よしお後援会 新春賀詞交歓会」と“後援会”の文字が入った横断幕を掲げて行っているのだ。これでも「後援会の事業ではない」と言い張るのか。

 政治資金に詳しい神戸学院大学法科大学院教授の上脇博之氏はこう言う。

「不可解以外の何ものでもありませんね。全く説明になっていません。政治資金収支報告書には『真実』を書かなければなりません。<妻がウソを書いた>と自ら告白しているのですから、問題がないはずがありません。2年連続というのも、故意に虚偽記載を続けていたことになります。それから、『賀詞交歓会』を実行委員会が行っているのなら、『後援会』の名前を使われていることに文句を言わないのはおかしい。追認している以上、後援会としか思えません。実行委員会というのなら、特定の政治家の後援をしている以上、政治団体ですから、会計を明らかにしなければなりません。実行委が別組織だという客観的な書類が必要です」

 上脇氏は、これは法律論ではありませんが、とこう付け加えた。
「亡くなった人、それも自分の配偶者の責任にするのはひきょうです」

 望月環境相は、大臣以前に政治家としての資質もない。


大阪市政 : 中労委:君が代義務づけの条例 団交拒否は不当労働行為 (毎日新聞) : 中労委が市の不当労働行為を認定したのは・・・2件目 ← 一応モト弁護士の市長じゃ?

中労委:君が代義務づけの条例 団交拒否は不当労働行為
毎日新聞 2014年10月30日 21時37分

 教職員に君が代の起立斉唱を義務づける大阪市条例を巡り、中央労働委員会は30日、大阪教育合同労働組合が求めた団体交渉を市が拒否したのは、不当労働行為に当たると認定し、市に交渉に応じるよう命令した。橋下徹市長の就任以降、中労委が市の不当労働行為を認定したのは、全職員を対象にした政治・組合活動に関するアンケート実施に次いで2件目。

 市立小・中学校に勤務する非常勤職員らが加盟する大阪教育合同労組は2012年3月、卒業式や入学式で、君が代の起立斉唱を強制しないよう団交を申し入れたが、市は「交渉事項ではない」などと応じなかった。

 昨年11月、同様に不当労働行為を認めた府労委の命令を不服として市が再審査を申し立てていた。中労委は、団交の申し入れは、勤務労働条件や待遇に影響する交渉事項で、応じなかった市に「正当な理由はない」として再審査の申し立てを棄却した。【石川隆宣】



「円安は、数量ベースの輸出増につながらず、短期的な影響は敗者(個人、中小企業)から勝者(輸出企業)への富の移転、ゼロサムとなった…勝者の恩恵が敗者にどれだけ還流するか…ゼロサムに変わりはない」(日経・経済教室)。 — 本石町日記

完全失業率 2か月ぶり悪化、有効求人倍率も下落

【定期】AM6:05 岩木山♪ 2014・10・31 (ツイッター写真)

保守速報 : 【動画】安倍首相「枝野さんは殺人を何度も起こしてる革マル派との重大な関係がある」 / ここは、日本人を洗脳して韓国へ連れていって合同結婚式をさせるカルト団体から応援されている安倍首相というのはどうなのか、と言い返さなゃ。

朝日新聞を重ねて批判=安倍首相 (時事ドットコム) ← 朝日捏造説を捏造した翌日にまたこれ。 ネトウヨさえうんざりだろう

時事ドットコム
朝日新聞を重ねて批判=安倍首相

 安倍晋三首相は31日午前の衆院地方創生特別委員会で、朝日新聞の従軍慰安婦問題の記事取り消しなどに関し、「ちゃんと裏付け調査をしていれば、防げたものを防げなかったことで日本の名誉が傷つけられた」と述べ、重ねて同社を批判した。民主党の渡辺周氏への答弁。

 首相は「安倍政権を倒したいという方向に持って行きたいということで記事を書くから、そういう間違いが起こるのではないか」とも指摘した。(2014/10/31-12:58)

なぜ朝日のことになると、ああも幼稚なものの言い方になるのだろうか、謎。 — nakajimamiyuki  ← 虚に怯える〇〇犬

一国の総理が国会という場で特定の会社を名指しして報道は捏造だなどとのたまう。そしてその挙句、慌てた側近が出てきて誤魔化すと。弛緩しきった統治機構のこの有様に泣けてくる/「撃ち方やめ」報道、首相側近「私が言った」 説明修正 - 朝日新聞 — フジヤマ ガイチ

安倍総理とその周囲にいる人たちって朝日新聞が相手だとなんでこんなにいつもヒステリックでエキセントリックで幼稚なリアクションになるのか。器の小ささに情けなくなる。 — 竹田圭吾 ← 『朝日新聞』が怖い?    

安倍晋三「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としている」 ← どうやら小川榮太郎(「約束の日 安倍晋三試論」著者)からのまた聞きのまた聞きがソースらしい。 ちっちゃい男だね




JCASTニュース
「安倍政府打倒は朝日の社是」安倍首相が発言 そんな「社是」本当にあるの?
2014/2/ 6 19:23

   安倍晋三首相が2014年2月5日に行われた参院予算委員会で「『安倍政権打倒は朝日の社是である』と(聞いている)」と話す一幕があった。政治評論家の故三宅久之氏から聞いた話で、朝日新聞の幹部が発言したのだという。

   皮肉まじりの異例の発言は委員会でも笑いを誘ったが、これに対し、朝日新聞社は、こうした社是および幹部の発言は「一切ありません」と否定している。

「私もそういう新聞なんだなと思って読む」

   発言のきっかけは、脇雅史議員(自民)からの指摘だ。脇議員は安全保障戦略の基本理念である「積極的平和主義」が中国や韓国などの外国で「武力を使ってでも平和を達成する」と誤認されることに危機感を示した上で、朝日新聞が昨年12月に掲載した社説を取り上げた。積極的平和主義について「憲法9条による縛りを解き、日本の軍事的な役割を拡大していく考え方のこと」と断言しているとして問題視するなどし、首相に対して事実とあまりにも異なる場合は放置せずに、しっかり説明する必要があると訴えた。

   これを受け、安倍首相は「新聞社が意見を明確に主張するのはいいことであり、どんどん批判していただきたい」と話した上で、冒頭の話を持ち出した。「かつて三宅久之さんから聞いた話ではありますが」と前置きし、「朝日新聞の幹部が『安倍政権打倒は朝日の社是である』と」と述べ、「これが社是であることは結構」と続け、「私もそういう新聞なんだなと思って読む」と挑発するようなコメントをし、笑いを誘った。

   同じ社説の中で、脇議員が言及していた「『我が国と郷土を愛する心を養う』という一文が盛り込まれた。過剰な愛国心教育につながる危うさをはらむ」という一節に対しては、教育基本法に書かれていたことを持ってきただけに過ぎないとして、「我々は(ナショナリズムを)煽ることはしない。煽る人、煽る新聞社はあるかもしれないが」と皮肉を込めて否定した。「我々はしっかりとファクト、責任感で対応していきたいし、しっかりと真実を礼儀正しく静かに国民の皆様に分かりやすく伝えていきたいと考えている」と結ぶと、議員らから大きな拍手が起こった。

首相、堪忍袋の緒が切れた?

   大胆ともいえる安倍首相の「社是」発言だが、そもそもこのエピソードは、2012年に刊行された「約束の日 安倍晋三試論」でも紹介されていた。著者である小川榮太郎氏は冒頭で、三宅氏から聞いた話として下記のように綴っている。

「朝日新聞の論説主幹の若宮啓文と会った時にね、『朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか?』と聞いたら、若宮は言下に『できません』と言うんですよ。で、『何故だ?』と聞いたら『社是だからです』と。安倍叩きはうちの社是だと言うんだからねえ。社是って言われちゃあ……。」

   ただしこのエピソードに首相本人が言及するのは異例であり、時事通信と読売新聞が報じたこともあってインターネット上でもかなりの注目を集めている。「首相も堪忍袋の尾が切れたのですね」「マスコミは好き勝手に書いて責任を取らないが、政治家は責任を取らされる。そりゃ、文句の一つも言いたくなるだろう」などと首相に同情する声がある一方、「総理として、そんなこと言っていいの?」「報道弾圧にも限度ってものがあるだろ」などと問題視する意見もあり、反応はさまざまだ。ちなみに若宮氏が論説主幹だったのは2008年まで。すでに退職している。

朝日は「そんな社是はない」と否定

   朝日新聞社はどのように受け止めているのだろうか。同紙広報部は「当社幹部が、政治評論家の三宅久之氏に対し、『安倍政権の打倒は社是である』と発言した事実は一切ありません」ときっぱり否定。安倍政権打倒を社是とした、という事実も「一切ありません」と重ねて否定した。また、委員会で指摘された「事実誤認」および安倍首相の発言について見解を聞いたところ、「読者にお伝えしなければならないと判断した事柄は当社の紙面や電子版などを通じて報道することが当社の基本姿勢ですので、それ以外で論評することは差し控えます」とのことだった。

   念のため実際に定めている社是があるのかも質問したが、回答は得られなかった。同社OBに聞いたところ、「社是」など聞いたことがない、そんなものないはず、とのことだった。ちなみに社員手帳の冒頭には「綱領」が掲げられ、そこには「正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う」「真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す」などと記されているそうだ。



家計調査、9月の消費5・6%減 鈍い回復、再増税に影響も (共同通信) : 6カ月連続のマイナス。 減少幅も8月(4・7%減)から拡大

47ニュース
家計調査、9月の消費5・6%減 鈍い回復、再増税に影響も

 総務省が31日発表した9月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は27万5226円で、物価変動を除いた実質で前年同月比5・6%減となった。消費税率が8%に引き上げられた4月以降、6カ月連続のマイナス。減少幅も8月(4・7%減)から拡大しており、消費回復の鈍さを裏付けた。消費者の節約志向も影響している。

 家計調査の結果は、来年10月に消費税再増税を実施するかどうかの判断材料となる、ことし7~9月期の国内総生産(GDP)速報値に反映される。与党からは再増税に対して慎重論も出ており、安倍政権は難しい判断を迫られそうだ。

2014/10/31 11:43   【共同通信】

2014年10月30日木曜日

安倍晋三「今日の朝日新聞ですかね、撃ち方やめと私が言ったとそういう報道がありました。これは捏造です(与党側爆笑)」 ⇒ でも、「朝日」だけでなく、「産経」「日経」「毎日」「共同」も「撃ち方やめ」を報道。 みんな「捏造」か? 安倍晋三得意の「ウソ」か? さあどっち?     

安倍晋三、民主・枝野の質問に対して、
「今日の朝日新聞ですかね、撃ち方やめと私が言ったとそういう報道がありました。これは捏造です(与党側爆笑)」



だけど・・・・

「朝日新聞」だけでなく、
「産経」「日経」「毎日」「共同」も同じ報道をしている。

みんな「捏造」か?、安倍晋三の「ウソ」か?

安倍晋三はデマがお好き。

47ニュース
首相「撃ち方やめに」 閣僚らの政治資金問題で

安倍晋三首相は29日、自民党の萩生田光一総裁特別補佐と党本部で会談し、閣僚や枝野幸男民主党幹事長らの政治資金問題を念頭に「誹謗中傷合戦は国民の目から見て美しくない。『撃ち方やめ』になれば良い」と語った。

菅義偉官房長官は記者会見で、枝野氏の後援会が、2011年分の政治資金収支報告書に新年会の会費収入を記載していなかったことに関し「疑念が生じることがあれば、説明責任を果たすべきだ」と述べた。

同時に「個々の政治家が責任を自覚し、国民に不信を持たれないよう襟を正すことが大事だ」と指摘。その上で「国民は建設的な政策論争を望んでいる」と強調した。

2014/10/29 14:12 【共同通信】


政治とカネ:与党「撃ち方やめ」期待 野党引くに引けず
毎日新聞 2014年10月29日 21時32分(最終更新 10月30日 10時48分)

「政治とカネ」を巡る問題が野党にも飛び火し、政府・与党からは「撃ち方やめ」を期待する声が上がった。野党は引き続き閣僚の問題を追及する姿勢を崩していないが、民主党内には「スキャンダルの追及ばかりでは国民の支持が広がらない」(同党幹部)と、政策論争への回帰を求める声も出始めた。

(略)


日経新聞
政治とカネ、民主幹事長にも 首相「撃ち方やめになれば」 
2014/10/29 22:21

民主党の枝野幸男幹事長は29日、自らの関係政治団体が2011年の新年会の会費収入約240万円を政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにした。安倍晋三首相は自民党本部で側近議員らと会い、与野党の「政治とカネ」問題について「誹謗(ひぼう)中傷合戦になるのは美しくない。撃ち方やめになればいい」と語った。

(略)




まだまだあるけど・・・省略










関連記事
安倍晋三、31日も再び朝日新聞だけを名指しして「捏造だ」と批判。『朝日』31日(朝夕)記事、1日記事・社説 ← これは偏執狂ではすまない、権力者による特定言論への執拗な威嚇だ。 ま、ネチネチと気味悪いネ。




【男女格差】非正規雇用の方が正社員より男女の差が開く — ハフィントンポスト日本版

熊本県の川でマグロが発見されました。— テレ朝news

「自由の足元 支配と服従が横行する国」(高橋源一郎 『朝日新聞』論壇時評2014-10-30) : 「シャネル」の創業者で「女性の身体を自由にした」ココ・シャネルと石橋湛山、実は同時代の人である。

「自由の足元 支配と服従が横行する国」(高橋源一郎 『朝日新聞』論壇時評2014-10-30)

①コムデギャルソン(川久保玲)による発表「反戦(アンチ・ウオー)」(2015年春夏メンズコレクション=今年6月)
②記事「軽さと快適さ追求 ミラノ・パリ、15年春夏メンズコレクション」(本紙7月10日夕刊・東京)

 20年以上前のこと、ファッションショーによく通っていた。イッセイミヤケ、コムデギャルソン、ヨウジヤマモト。どれもが、まったく新しく、見て美しく、男物なら着て楽しく(奮発しないと買えなかったが)、強い刺激を受けた。

 川久保玲(コムデギャルソン)は1980年代初頭から、革新的な作品を次々発表するようになり、ファッションの世界に大きな影響を与えた。川久保のファッションをひと言で説明することはできない。だが、その底に、フェミニズムがあり、デザインによって、女性の身体や衣服に関する偏見や拘束に立ち向かおうとしたことは間違いないだろう。

 川久保はこの夏、パリのコレクションで、軍服をモチーフにした作品を発表し、大きな話題となった(①)。テーマは「反戦」。川久保は「私は服で何かを積極的に発信するのは好きじゃない。だが、今回はやることにした」と語っている(②)。元は軍服だったかもしれないその服は、カラフルに壊され、正反対の性質のものに変化しているように思えた。

■     ■     ■

③シャネルの「デモ隊」(15年春夏パリ・コレクション=今年9月、撮影・大原広和氏)

 その川久保に呼応するように、先月末、もうひとりのデザイナー界の雄、カール・ラガーフェルドが、主宰する「シャネル」のショーのラストであっと驚くことをやってのけた(③)。スーパーモデルたちにハンドマイクやプラカードを持たせ、パリの街頭を摸した会場をデモ行進させたのだ。

 プラカードに書かれた文字が楽しい。「戦争ではなくファッションを」 「男も子どもを産んでみればいい」 「歴史を作ったのは女たちだ」 「ひとりひとり違っていてもいいじゃないか」

 これに対して、フェミニズムを商売にするもの、あるいは、痩せた白人モデルばかりで胡散臭い、との批判もあったが、ラガーフェルドは、(反移民や反同性婚を標榜する)政治党派・国民戦線の伸長がこの国の自由を奪おうとしていることをささやかながら訴えたかった、と応えた。どちらも、ファッションという文化がその根に持っている、強い自由への希求を感じさせる事件だったように思う。

■     ■     ■

④安田浩一「外国人『隷属』労働者」(G2・第17号)

 『ネットと愛国』で知られる安田浩一の新しいルポ「外国人『隷属』労働者」を読み、強い衝撃を受けた(④)。

 わたしたちの国には「外国人技能実習制度」というシステムがあって、「技能」を学んだ後、「実習生」として滞在することができることになっている。だが、実際には、「技能」の「研修」などないに等しく、外国人は単に「安価な労働」として取り扱われているにすぎない。

 安田は、恋人の家に外泊したために、強制帰国させられそうになった例をあげているが、彼女が会社と交わした契約では、恋愛や妊娠(や携帯電話を持つこと)は禁止であり、強制帰国させられるのだ。転職(職場移動)の自由がなく、強制帰国の例が後を絶たず、正常な労使関係が存在せず、支配・服従の関係が横行する制度がまかり通っている。

 実習生たちの労働問題に取り組むある団体の責任者は、ワシントンで国務省の幹部から「実習制度は廃止すべきだ。米国の基準であれば、あれは人身売買以外の何物でもない」と言われた。

 外国人だから自由も人権も奪われていても気にならない、という社会では、自由や人権も空語でしかないだろう。

⑤ビジネスマンのための歴史問題」(週刊東洋経済9月27日号)
⑥「石橋湛山のアジア認識に学ぶ」(同)
⑦『石橋湛山評論集』(岩波文庫)

 「週刊東洋経済」の特集「ビジネスマンのための歴史問題」が異彩を放っていた(⑤)。特集では、日・中・韓の間にある歴史問題を、丁寧に指摘している。その視点は、「日本の外からはどう見えているか」で、冷静さが際立つ。

 いったいなぜ、一経済誌が、こんな特集を、と思ったが、途中の「石橋湛山のアジア認識に学ぶ」という小特集ページを見て、疑問が解けた(⑥)。

 石橋湛山は、「週刊東洋経済」の前身「東洋経済新報」に拠り、明治末年から長く、「日本の領土拡大・権益獲得の方針に一貫して強い批判を続けた」。ラディカルなリベラリズムの立場から、湛山は、言論の力のみで、政府・軍部に戦いを挑んだ。

 「アジア大陸に領土を拡張すべからず」と主張し、冷静な経済分析から、植民地支配は経済的利益などもたらさず、支配地の人びとの反感が、逆に、日本の経済的発展を妨げる、と訴えた。

 だが、湛山の主張の白眉は、1931年の「満蒙問題解決の根本方針如何」だろう。この社説で、湛山は、高まりつつあった中国の排日運動について、排日運動を支えるナショナリズム教育は、実は、日本もまた明治維新以来やってきたのと同じだ、と書いた(⑦)。

 「我が国民がいかに支那を知らざるかは、前々号に述べたる排日読本に対する我が国民の認識不足によって見てもわかる。と同時にこれはまた我が国民が我自らを識(し)らざる証拠とすることも出来る」

 他国のことを知らない国民は、結局、自分たちのことも知らないのだ。

 湛山は、戦後72歳で総理大臣になったが、病を得て、2カ月で辞任した。その後も、自由と平和を語り続け、1960年には「憲法を空文化」しようとする「歴代の保守党政府」を批判し、73年、88歳で亡くなった。半世紀にわたる湛山の評論活動を収めた『石橋湛山評論集』を読むと、湛山のことばが、いまもまったく古びていないことがわかる。

 「シャネル」の創業者で「女性の身体を自由にした」ココ・シャネルと石橋湛山、実は同時代の人である。

担当記者が選ぶ注目の論点

ナショナリズム台頭の背景

 世界各国で台頭する、ナショナリズムやポピュリズムの背景を探る論考が目を引いた。

 福田ますみ「プーチン支持率八五%熱狂の深層」(中央公論11月号)は、政権が報道統制を強めて高い支持率を維持しているロシアの現状を報告。マレーシア航空機撃墜事件について、世論調査で市民の82%がウクライナ軍の仕業と回答したといい、「ロシア政府が国内に仕掛けた怒涛のようなプロパガンダの”成果”」と指摘する。

 クリミア半島併合への反対者を念頭に、プーチン大統領が「わが国には……民族の裏切り者がいる」と発言した後には、反対派著名人の写真の下に「我々の中のエイリアン」と書かれた巨大な垂れ幕が、何者かによってモスクワの各所に掲げられたという。

 ヤシャ・モンク「欧米の政治危機とポピュリズムの台頭」(フォーリン・アフェアーズ・リポート10月号)は、現在のポピュリズムの隆盛は短期的な不況の影響でなく、子の世代が親の世代よりも高い生活水準を実現できなくなっていることなどが要因の「長期的な課題」と見る。

 「ポピユリスト右派は『マイノリティは甘やかされ、必要以上に大きな特権を手に入れ、困窮するサイレント・マジョリティから資源を奪い取っている』と考えている」が、マイノリティーの実際の所得などの指標は水準を下回るとも指摘する。

 「在日特権を許さない市民の会」(在特会)のデモと、反ヘイトスピーチ団体のカウンターデモを観察した東浩紀は、「市民と市民が……憎悪まるだしの暴力的絶叫をぶつけ合うという光景は、いままでの日本でそうそうなかったことはまちがいない。戦後日本のひとつの転換点が刻まれている」と記す(「在特会デモ&カウンター『観光』記」ゲンロン出版部)。




関連記事
コムデギャルソンが同時代の危機を見つめたメッセージで強い印象を残した。テーマは「アンチ・ウォー(反戦)」。川久保玲は「私は服で何かを発信するのは好きじゃない。だが、今回はやることにした」と語った。

パリコレ発。シャネルのショウのフィナーレは、カーラ ・ デルヴィーニュを筆頭にデモ行進! (ツイッター写真) 「戦争ではなくファッションを創ろう!」








自民党西川公也農林水産相、政策秘書でもある長男が経営する会社から物品を購入。(『朝日新聞』2014-10-30) 更に、秘書としての業務実態がなかったとの疑惑も・・・

『朝日新聞』2014-10-30






チェック : 密売も経済活動!? 欧州、GDPに算入 「統計の信頼低下」指摘も (毎日新聞) : 売春は民間人権団体の調査から、売春従事者の数を6万879人(2009年)と推計。1人あたりの売春回数を週25回、1件の報酬を67ポンド(約1万1700円)と設定し割り出すという。

チェック:密売も経済活動!? 欧州、GDPに算入 「統計の信頼低下」指摘も
毎日新聞 2014年10月29日 東京夕刊

 違法薬物の密売、売春、酒・たばこの密輸……。こんな非合法な行為を「経済活動」と呼んだら、普通は不謹慎と思われるだろう。だが、英国など欧州各国は、今秋から地下経済の活動が生み出したお金を算定し、国内総生産(GDP)の統計に反映させ始めた。当局は「経済規模を正確に統計に反映させるため」とするが、専門家からも戸惑いの声が上がっている。【ロンドン坂井隆之】

 「売春など違法行為のGDP算入は、欧州連合(EU)の基準改定で9月から導入されました。全ての加盟国が従う義務があります」。英国家統計局広報担当のルーク・クロイドン氏は説明する。ルールで縛るのは「お金」の問題が絡んでいるためだ。「EUが加盟国から集める拠出金などは、GDPが算定根拠になっています。統計がばらばらだと不公平が生じかねません」(クロイドン氏)

 では、なぜEUは地下経済の算定が必要と判断したのだろう。実は欧州では個人間の売買春を処罰の対象にしていない国が大半だ。ドイツやオーストリアなどは売春従事者を保護するため、登録制にして合法化している。少量の大麻使用に刑罰を科さず、事実上黙認している国もオランダなど複数ある。これらの国では従来、売春や一部の薬物取引を統計に含めており、EUは合法か違法かに関わりなく、一律にGDPに算入することでばらつきを無くす判断をしたわけだ。

 それにしても「地下」に潜っている活動を、一体どんな方法で計算するのか。

 英国の場合はこうだ。対象となる薬物は大麻、ヘロイン、コカインなど6種類。内務省の犯罪統計から国内の「使用者数」を推計し、国連が調査している末端価格を用いて「売上高」を算出。輸入(密輸)額や国内の製造費用を差し引いた額をGDPに算入する。一方、売春は民間人権団体の調査から、売春従事者の数を6万879人(2009年)と推計。1人あたりの売春回数を週25回、1件の報酬を67ポンド(約1万1700円)と設定し割り出すという。

 この結果、2009年の英国のGDP押し上げ効果は、GDPの0・7%分にあたる総額97億ポンド(約1兆6850億円。薬物44億3000万ポンド、売春52億7000万ポンド)に達した。過去にさかのぼって計算し直すので成長率が急上昇するわけではないが、財政の健全度を示す「政府債務残高の対GDP比」が低下するなど、「棚ボタ」効果が生じるのは確かだ。

 ドイツのシンクタンク「労働の未来研究所」の推計によると、売買春や麻薬取引などの犯罪行為を除いても、政府が把握していない非申告の地下経済の規模は米国でGDPの9・1%、日本でも11%、最も高い南米ボリビアは66%に相当するという。「地下経済」は無視できない規模といえるが、日米などが追随する動きはまだ出ていない。

 欧州でも統計上とはいえ違法行為を通常の経済行為と並べることに違和感を指摘する論調もある。スタンダード・チャータード銀行エコノミストのトーマス・コスターグ氏は「理論上の数字が加わることで、経済統計に対する世の中の信頼が低下する恐れがある」と指摘している。



オナガ雄志知事候補 出陣式 照屋衆議院議員「うちなんちゅの尊厳をとりもどす選挙」 (ツイッター写真)

自民党の大塚高司(国土交通政務官、カジノ整備担当政務官)、外国人から寄付 (『朝日新聞』2014-10-29) ← 「愛人DV」で書類送検、って事件もこの人だった

『朝日新聞』2014-10-29


こういうのも ↓
「愛人DV」で書類送検 国会も問題視する大塚政務官の行状 (日刊ゲンダイ) : 「安倍政権は女性活躍なんてうたっていますが、こんな人が役職に就いているのは国民が許しませんよ」


百田尚樹氏、民主党についての「デマ」を認める (NAVERまとめ) ← 誤り認めて、頭丸めますってか! ま、そんなタマじゃないナ。

NAVERまとめ
百田尚樹氏、民主党についての「デマ」を認める
更新日: 2014年10月30日





大阪府教育長、辞任示唆=女性教育委員がパワハラ訴え (時事ドットコム) / 【橋下肝煎り】中原徹の女性教育委員恫喝問題 (togetter) / 「 橋下氏とは大学時代の友人の弁護士。橋下氏の秘書が口利きし、無理やり年齢制限を引き下げて、和泉高校の民間人校長に縁故採用された。国歌の口元チェックで話題になった校長時代の3年間、出席が原則義務の校長研修を全13回中12回も欠席。大半が無断欠席。」 / 「続投」表明? アツカマシ! / 今度はパワハラうけた女性教育委員に辞職勧告 ← ありえへん論理の維新      


大阪府教委:教育長が委員に「パワハラ」 知事へ進退伺
毎日新聞 2014年10月30日 09時27分(最終更新 10月30日 12時10分)

大阪府の女性教育委員が29日の府教育委員会議で、中原徹教育長(44)から議会答弁を巡って威圧的な発言を受けたと発言。他の教育委員からも中原教育長の過去の言動を批判する声が上がり、会議が紛糾した。中原教育長は発言の一部を認め、松井一郎知事に進退伺をしたことを明らかにした。慰留されたが、中原教育長は記者会見で「一晩考えたい」と話し、30日にも進退を表明する考えを示した。

立川さおり教育委員(40)によると、今月21日、中原教育長から教育常任委員会で府の答弁方針に従うよう言われ、「誰のおかげで教育委員でいられるのか。知事をいきなり刺すんですか。罷免要求出しますよ」と言われたという。また「自分(中原教育長)のキャリアに傷がつく。告訴します」などとも言われたという。

立川委員は、これらの中原教育長とのやりとりを記したペーパーを出席者に配布し、「これまでも自由に発言できない状況だった」と訴えた。他の委員も「私も罷免要求すると言われた。圧力行為だ」などと声を上げ、陰山英男教育委員長が「(委員会が)本格的な機能不全に陥る」と苦言を呈した。中原教育長は「私も(圧力の発言を)委員から受けたことがある」と反論した。

中原教育長は会議終了後に記者会見し、「言ったものと、言っていないものがある」と発言の一部を認め、「不愉快な思いをさせたのは間違いなく、申し訳ない。威圧されるようになってしまうなら、反省したい」と謝罪。「自分が(教育長の)資格があるのか考えたい」と漏らす一方、「投げ出したくない」とも話した。また「法的に問題がある発言や、パワハラ、嫌がらせは一切ないと思っている」と語った。

立川委員に対する発言の現場に同席した橋本正司教育次長は会見で「教育長が熱くなっていたのは事実で、反論できない空気があった」と話した。

松井知事は中原教育長と面会後、記者団に「辞任はさせない。最後までやってもらう」と話した。

9月府議会では、認定こども園の学級定数について、松井知事が3歳児学級の定数を35人以下とする条例案を提出した。条例案は最終的に野党などが反対したため、25人に修正され、今月28日に可決された。立川委員は「私は25人の方がいい」と主張したとしている。

中原教育長は橋下徹・大阪市長の友人で、弁護士。橋下市長が知事時代の2010年4月に民間出身校長として府内の高校に着任。12年3月の卒業式で、教職員が君が代を歌っているか口元をチェックして議論を呼んだ。松井知事が昨年4月、大阪府で初の民間出身の教育長に登用した。【大久保昂、寺岡俊】







togetter
【橋下肝煎り】中原徹の女性教育委員恫喝問題
大阪府の教育委員会会議で「橋下肝煎り」中原徹教育長が、立川さおり委員を恫喝した問題についてまとめました。
橋下氏の〝盟友〟大阪府の中原教育長が辞任示唆 女性教育委員へ高圧的発言「罷免要求出す」 
http://www.peeep.us/a3f4bb62
http://www.peeep.us/701be015
中原教育長が女性委員に威圧的発言か
http://www.peeep.us/68c9fa13
和泉校長時代から女性へのパワハラ性癖の中原教育長、またしでかす:橋下の〝盟友〟が辞任示唆 女性教育委員へ高圧的発言「罷免要求出す」
http://www.peeep.us/da893f91






産経新聞 2014.10.30 12:07
松井知事、女性教育委員に〝辞職勧告〟 橋下市長の〝盟友〟教育長の高圧発言問題で

 大阪府教委の中原徹教育長(44)が立川さおり教育委員(40)に対して高圧的な発言を行ったとされる問題で、松井一郎知事は30日、委員について「組織決定した後に従わなければ、組織にはいられない。まず自ら組織を出るべきだ」と述べ、辞職すべきだとの考えを示した。府庁で記者団に語った。

パワハラ指摘に知事「決定前の発言は自由だが…」

 これまでの委員の説明によると、府が府議会に提出した幼稚園と保育園の機能を併せ持つ「認定こども園」の定員上限を引き上げる条例改正案をめぐり、中原氏に同案の内容に反対する意向を伝えたところ、中原氏から「目立ちたいだけでしょ」「罷免要求を出しますよ」と言われたとしている。

 松井知事は中原氏の発言について「問題ない」と断言。委員に対して「組織決定する前に自由に発言するのは結構だが、決定後は組織に従うのは当然」として、「教育委員として限界を感じるなら自ら組織を出るべきだ」と語った。

 条例改正案は、委員会などで反対意見が相次ぎ、自民党などが定員を維持するよう要求。府は取り下げて修正案を出し、28日未明の本会議で可決された。

 中原氏は橋下徹大阪市長の大学時代からの友人で、橋下氏が府知事時代に公募で府立高校の校長に採用。平成25年4月から松井知事の任命で教育長に就任した。橋下氏は「委員が府教委の決定を議会で翻す答弁をしようとしたことが原因と聞いている。話を聞いた限りでは委員がおかしい」と擁護していた。




関連記事
民間出身の中原徹が校長の和泉高校では教師がトイレの便器掃除をし生徒が撮影して投稿するような状態になってるようです。





2014年10月29日水曜日

東京 半蔵濠 桜田濠 千鳥ヶ淵 散歩 2014-10-29

10月29日、快晴。
昼休み、半蔵濠方面を歩く。

▼半蔵濠、先に議事堂まで望める

▼いままで千鳥ヶ淵公園だとおもってたが、千鳥ヶ淵半蔵門公園と呼ぶようになったんだろうか?
もっとも千鳥ヶ淵公園ではかなりのムリがあるとはおもってたんだが・・・?

▼半蔵門から桜田濠を望む

▼公園にナニ? シャクナゲ? わからない

▼代官町通りの堤上から千鳥ヶ淵を望む

應徳4/寛治元年(1087)11月14日 藤原清衡・源義家連合軍、清原家衡・武衡の金沢柵を攻略(後三年の役終結)。 「寛治五年十一月十四日の夜、ついに落畢(おちおわん)ぬ。城中の家どもみな火をつけつ。烟(けむり)の中におめきののしる事、地獄のごとし」(『奥州後三年記』)

江戸城(皇居)東御苑 2014-10-28
*
寛治元年(1087)
11月14日
・藤原清衡・源義家連合軍、清原家衡・武衡のたてこもる秋田の金沢柵を攻略(後三年の役終結)。

■後三年合戦第3段階
沼柵攻防戦で勝利した家衡勢は、叔父の武衡の応援を得て、要害堅固な金沢柵(横手市)に拠点を移す。
最終局面での戦いの構図は、義家・清衡連合軍に対し、清原氏の有力者武衡が家衡に加担したことで、かつての安倍と清原の因縁の争いという側面を有するにいたる。

義家は、この年寛治元年(1087)春から夏にかけて準備をすすめ、「国のまつりごとをとどめ」て総攻撃を開始。
同年9月、数万騎の兵力を動員し、金沢柵へ進撃。しかし、弟新羅三郎義光の来援もあったが、戦いは難航。
この間、義家は清原氏との戦いを俘囚清原氏の国家への反乱と報じ、追討の官符を申請するが、政府はこれを認めなかった。
長期戦の様相を呈したこの戦いも、兵糧攻めにより11月14日金沢柵は陥落。
「煙の中にをめきののしる事地獄のごとし」という惨状であった。

義家は、家衡・武衡をはじめ主な郎等4人を臭首し、翌月には陸奥平定の国解を進め恩賞を申請。
しかし、朝廷はこれを私戦とみなし賞をおこなわず、翌寛治2年正月には、藤原基家を陸奥守に任じた。

■力攻めから兵糧攻めへ:
出羽は元来、清原氏の拠点でもあり、仙北3郡の一族を結集しての必死の抵抗だった。単純な力攻めでは、攻撃する側の損害が広がるばかりだった。陸奥方面からの義家軍への兵端の確保も大きな課題だった。
そんななかで、義家は戦略を兵糧攻め(持久戦による金沢柵の孤立策)に転換する。
提言したのは吉彦秀武。
清原氏内紛の契機となった人物で、出羽に住した秀武は、金沢柵の難攻ぶりをよく知っていた。
「吉彦秀武、将軍に申様、城の中かたく守りて御方の軍すでになづみ侍りにけり。そこぱくの力を尽すとも益あるまじ、しかじ戦をとどめてただまきてまもり落さん」(城中の守りが堅固で、戦闘は膠着し苦戦している。これ以上の兵力投入は無益なので、戦闘を止めて、包囲して陥落させてはどうか)と提案。
「糧食尽きなば、さだめて身(おの)づから落ちなむという。……二方は将軍これをまく、一方は義光これをまく。一方は清衡・重宗これをまく」(兵糧が尽きれば、おそらく落城するだろう。だから、四方のうち二方を義家が、一方を義光、そして一方を清衡・重宗が包囲した)。

「重宗」は、名から推して争乱勃発当初、清衡の親族として登場した重光と近い人物と思われる。重光は、清衡に「一天の君と雖も怖るべからず、況や一国の刺史(しし)をや」と清衡に進言し、義家と戦うことを主張した人物で、途中死去している。

清原氏内部ではこの重宗の存在が象徴するように、結束は必ずしも一枚岩ではなく、清原一族の血縁から最も遠い清衡が、金沢柵包囲戦に参加していることは当然としても、清原氏内部でも吉彦秀武・清原重宗が、家衡・武衡に敵対している。

族外の清衡に秀武・重宗などの清原一族が加担したことからすれば、この戦いは清原氏内部の族縁対立に基づいていたわけで、義家の介入は火に油を注ぐことにつながった。
義家はこの後三年合戦を公戦と主張し官符を申請したが、政府はこれを認めず私の戦いとした。、前九年の安倍氏の場合とは異なり、清原氏は、官物の対捍(たいかん)をふくめ、国司への敵対行為をしたわけではない。

金沢柵攻防戦は、兵糧攻めへの戦術転換により新しい局面を迎えた。
迎撃する家衡側は義家軍を攪乱するため、”言葉戦い”をさかんに仕掛けてきた。
『奥州後三年記』では家衡の乳母子(めのとご)千任(ちとう)は義家を罵倒している。
「お前の父頼義は、貞任・宗任を打倒できずに名簿をささげ、故清将軍(清原武則)のもとに援軍を求めてきた。その力添えで貞任たちを滅ぼすことができたのにもかかわらず、その恩義を忘れ相伝の家人(けにん)として、重恩の主君をせめるのは不忠不義の極みだろう」と。
『奥州後三年記』の場面。
「汝すでに相伝の家人としてかたじけなくも、重恩の名をせめたてまつる不忠不義の罪、定めて天道のせめをこうぶらんか」。
怒った義家は千任の生捕を命じた。金沢柵陥落後、千任は義家の前に引き出され、金箸で舌を切られ処刑される。
義家はまた捕虜になった武衡にこの件を切り出し、
「軍の道にあっては、勢を借りて敵を討つのは古今の習のはずだ。そのためお前の父武則が官符により、わが父頼義将軍に参じたのも当然のことではないか。それを先日僕従の千任が名簿があるなどと称したが、そんなものがあるなら主人たるお前のもとにあるはずだろう。早く差し出せ」と語ったという。「武則えびすのいやしき名をもちて、かたじけなくも鎮守府将軍の名をけがせり」とは、義家の気持を代弁した。

金沢柵の陥落
「寛治五年十一月十四日の夜、ついに落畢(おちおわん)ぬ。城中の家どもみな火をつけつ。烟(けむり)の中におめきののしる事、地獄のごとし」(『奥州後三年記』)。
(概略)
糧道作戦が功を奏し、武衡が義光を頼り降伏を願い出る。
義光の温情を期待してか、義光を城中に招き、真意を説明したいと申し出る。
しかし、兄の義家はこれを許さず、義光の郎等で武勇の誉れ高い藤原季方が義光の名代として派遣される。
季方は武衝と面会し、その勇者ぶりを人々に印象づけたという。

武衡は金沢柵陥落のおり、城中の池の中に身を隠していたが発見された。
家衡は下郎に紛して逃亡をはかったが、県小次郎次任(あがたのこじろうつぎとう)なる人物に誅され義家のもとに首級が持参された。

武衡の処遇に関しては、義家と義光の間で意見の対立があった。
義光:
降人(こうにん)として捕えられた人間を、この上に排するとは合点が行かぬ。武衡の命を助けて頂きたい。
兵の道においては、降人たる者を宥すことは古今の例でもある。武衡一人をあえて頚を切ろうとする心底が推察しかねる。
義家:
〔爪をはじきつつ(意に違う所作を見聞したときの行為)〕降人と申すは、戦場を逃れて人の手にかからず、その後に罪を悔いて自ら降じた者のことをいう。かつての安倍宗任がそうだ。この武衡は戦場で生虜され、自分の命を惜しむ輩である。それをどうして降人とよべるか。

義家・義光の問答は、「降人」の定義が争点となる。
義光は、陥落以前に降伏交渉に臨んだ前歴を考慮して、戦意喪失の武衝は降人と同じであるとの立場。
義家は、抗戦して捕縛されたものは、降人たり得ないと主張。
兵の道という戦場作法からすれば、義家に分がありそうだが、そこには清原嫡惣家の誅減という既定方針があった。義家には積年の怨みが強く残っていた。

■『奥州後三年記』に義家伝説
【新羅三郎義光の来援の話】
義家の苦戦を知った弟の義光は、「身の暇を給いてまかりくだりて死生を見候わん」と申し出たが、許されず単身奥州に下向し、義家と対面。義家は大いに喜び義光に対し、「君已(すで)に副将軍となり給わば、武衡・家衡が首をえん事、掌にあり」と語ったという。

【大宅光任、出陣を見送る話】
大宅光任は80歳の高齢だったために、国府に留まることになった。頼義時代からの郎従であった光任は将軍の馬の轡に取りすがり、涙をぬぐいながら「年のよるという事は口惜しくも侍るかな」と嘆き、従軍できない辛さを語って人々の哀れをさそったという。

【剛臆(ごうおく)の座の話】
金沢柵を攻略したおり、義家は将兵の士気の高揚に力を尽した。義家は戦闘にさいし、勇敢にふるまった者と臆病な行為をした者との二つの座(「剛の座」と「臆の座」)を定め、将士たちのプライドを鼓舞したという。
そうしたなかで、義光の郎等の藤原季方は常に剛の座につき、一度たりとも臆の座にはつかなかった。しかし末割四郎惟弘(すえわりのしろうこれひろ)は剛の座についたことがなかったために、意を決し、剛の座につくべく戦場に赴いたが、先駆けをして敵陣に向ったものの、敵の矢が頸骨に当り戦死した。不様にも惟弘の頸から飯つぶが出てきて人々の嘲笑の的となった。義家はこれを聞き勇なき者の死様を指摘するとともに、勇者たる者の心構えを説いたという。

【右眼を射られた鎌倉権五郎の話】
金沢柵での逸話で、16歳で出陣した鎌倉権五郎景正(景政)は、敵の矢で右眼を射られたものの敵陣に突撃し、帰還後に仰向けに倒れた。
同じ相模出身の三浦為次が、景正の矢を抜こうと、草鞋で顔面に足をかけたところ、無礼に怒った景正は刀を抜き為次を刺さんとした。為次はこうした景正の剛勇に感じ、膝をかがめて膝で顔をおさえ矢を抜いたという。

【雁の乱れで伏兵を知った話】
金沢柵攻略中、飛び行く雁の列が乱れたのを見た義家は、先年兵学者の大江匡房から学んだことを実践した。「兵(つわもの)ノ野ニ伏スル時ハ雁列ヲ破ル」という話を想起し、部下の兵に付近の野を探させたところ、30余騎の敵兵が潜んでいるのを見つけ討ち取ったという。
かつて大江匡房は義家を評して、「器量はよき武士の、合戦の道をしらぬ」と語ったことを謙虚に受けとめ、兵学を学んだ成果でもあった。武の道ばかりで文の道に暗かったならば、伏兵のために敗北し武衝の術中に陥ちるところだったと、義家は語ったという。鎌倉権五郎の話とともに、戦前の国定教科書などに必ず登場する有名な話。

■伝説の深層 - 義光下向のこと
官職をなげうって奥州に参陣した義光の行為は、美しき兄弟愛の物語とされる。
『吾妻鏡』で、奥州から頼朝のもとに参じた義経について、「今の来臨もつともかの佳例(かれい)に協(かな)う」(治承4年10月21日条)と語り、後三年の世界が投影されている。
『源平盛衰記』他の軍記作品でも必ず顔をのぞかせる「天下の美談」(『源威集』)でもある。

・辞職ではなく罷免
『為房卿記』に「身の暇を申さず、陸奥に下向す、召し遣わすといえども、巳に参り対せず、よって解却(げきやく)せらるなり」(寛治元年8月29日条)とある。
辞職を許されなかった義光は、許可を得ずに奥州に赴いたため「解却」されている。

・奥州下向の真の理由
この1年前に朝廷では義家に代り、弟の義綱の奥羽派遣のことが議された(『後二条師通記』応徳3年9月28日条)。関白藤原師実も義綱を召し、奥州の合戦のことを問うたとの記事もある(『後二条師通記』応徳3年11月2日条)。

義家の暴走に対し、弟の義綱を対抗勢力として用い牽制・鎮圧しようとしたが、結果的には、河内源氏内部での抗争を拡大することにもなった。強大化しつつある義家の武力を制するための人事と考えられる。
一方、奥州の義家には、義綱派遣の情報が入っていたと思われる。この時期、義家が冬期もかえりみず出羽の沼柵を力攻し失敗したのも、どうやら政府側の状況を察知した義家のあせりがあった。
こうした諸点を考え合わせると、義家からの義光への来援打診の可能性も否定できない。

義光にとって奥州下向には、軍事貴族として地域基盤の拡大が意図されていた。
義光と常陸北部との関係だ。陸奥の南に位置する常陸国久慈郡佐竹郷を基盤とした雄族佐竹氏は、この義光を流祖としている。
義光と常陸の関係は、前九年合戦以来の因縁によると思われる。父の頼義と常陸大操氏の致幹(むねもと、宗基)の関係も(致幹の娘と頼義との間に生まれた女は、清原真衝の養子成衡に嫁した)基盤となっていると思われる。
致幹の弟の清幹(きよもと)の娘と義光の子義業(よしなり)との間には昌義が誕生し、これが佐竹氏の祖となっている。後三年合戦の終了後、義光と常陸との関係を語る史料は少なくない(『殿暦』長治2年2月6日条、『永昌記』嘉承元年6月10日条)。この点を考慮すれば義光の奥州下向には、奥州とこれに隣接した北関東への勢力扶植という思惑があった。義光の下向は単純な兄弟愛の所産ではない。"

・合戦後の義光
後三年合戦後は刑部丞などに復帰(『尊卑分脈』)。
康和年間(12世紀初頭)には、常陸などの北関東を中心に拠点経営をすすめていた(『殿暦』長治2年2月18日条)。
『佐竹系図』『古事談』(第一「王道后宮」)、『十訓抄』(第九)などからも、義光が陸奥国の菊多荘(勿来関付近)の所有をめぐり、白河院の近臣六条顕季と争い、院は顕季の身の安全を思ってこれを放棄させ、その恩義により、義光は顕季に名簿をさし出し臣従を誓った。
義光がこの常陸に接した陸奥南部の菊多荘にこだわったのも、義光の北関東方面での地盤形成と無縁ではない。
顕李と義光がその所領をめぐり対立関係にあったことは、両者の領有権が同質のものであったことを示す。
その点では、義光のような軍事貴族(棟梁級の武士)が保持する所職は、常陸国のような地方にあっては、郡郷司職や下司職とはならず、より上位の領有権となったと理解できる。

また、藤原為隆の日記『永昌記』には、この時期、常陸国での義光と義家の三子義国との闘諍事件が見える。
「常陸国合戦の事……義光併びに平重幹等の党は東国に仰せこれを召し進ましむべし、義国は親父義家朝臣をしてこれを召し進ましむ」(嘉承元年6月10日条)。
ここに登場する義国は義家が後三年合戦の下向途中、ないしは、下野国司在任中に同国の足利在の領主足利基綱(秀郷流藤原氏)の息女との間に生まれた子とされ、のちの新田・足利両氏の祖となる人物である。
ここでは、叔父・甥という源氏一門同志での勢力圏の争いが起きている。その背後には常陸には義光や大掾流の重幹の勢力が、下野は秀郷流の足利の勢力があり、その両者の対立が「常陸国合戦」をまねいた。

ちなみに源氏の王朝的武威は、東国各地の豪族的領主との統合に促進的役割を持った。
常陸の大掾流平氏や、下野の秀郷流藤原氏と源氏との関係がこれである。
少し時期は下るが、武蔵における秩父平氏と為義の子義賢(義仲の父)や上総平氏と義朝(頼朝の父)との関係も同じ。
この時期、義家と義光の関係は、右の点から推しても良好な関係が持続していたとは断言できず、義綱の問題をふくめ複雑な関係が形成されつつあった。

■鎌倉権五郎景正(かまくらごんごろうかげまさ)の世界
金沢柵の戦闘中に右眼を射られながら奮戦した武勇が語り草となり伝説化され、それがさらに御霊(五郎)信仰とも結びつく。
「生年十六歳にて、右の眼を射させて其矢をぬかずして、答の矢を射て敵をうち、名を後代にあり、今は神と祠られたる鎌倉の権五郎景政が四代の末葉……」と、『保元物語』の大庭景能(かげよし)兄弟が名乗りあげる場面は、大庭一族の祖たる景正(政)の位置づけを示す。源義朝とともに保元の乱に従軍した大庭一族の祖が景正だった。
大庭景能・景親(かげちか)兄弟は、その後、頼朝挙兵にさいしては景親が平氏に参陣したことで、兄弟敵対の関係となる。大庭氏は神奈川県藤沢市の懐島(ふところじま)を拠点とした鎌倉党の一族で、ルーツは良茂(よしもち)流(良文(よしぶみ)流とも)平氏とされる。

源氏との因縁は、流祖の権五郎景正の後三年合戦以来であるが、頼義が相模国守となったことが、その主従化を促進させた。景正が眼を射られたおり、これを抜こうとした三浦為継(次)もまた良茂流(良文流とも)に属した。
良文・良茂流は相模に拠点を有し、景正も為継もともに「相模国住人」として義家に従軍した。
そこには開発所領が近接し相互に対抗関係もあったはずで、矢を抜くためとはいえ、土足の為継の所為を不名誉と怒った景正の心中には、ライバル意識も潜んでいた。

為継は三浦郡を拠点とした一族で、他方の景正は鎌倉・高座郡を本拠としていた。
『水左記』(源俊房の日記)によれば、前九年合戦後の承暦3年(1079)、相模国住人権大夫為季と押領使景平とが合戦し、為季が景平を殺害したため、景平一族は「数千軍兵」をもって為季を攻撃したとされている(同年8月30日条)。

後三年合戦での両一族の従軍は、そうした対立を封印した形でなされた。
この両一族は、その後の義朝の時代にも対立・競合の事件があった。

大庭御厨(みくりや、伊勢神宮の荘園のこと)事件
天養元年(1144)相模の鎌倉を拠点とした義朝郎従が、鵠沼郷一帯の大庭御厨に乱入したもので、三浦吉次・吉明などがこれに加わっていた。
大庭御厨は、景正が長治年中(1104~1106)に高座郡大庭郷を開発・寄進したことに由来する。その後30年を経てこの事件が勃発した。事件当時は景正の孫景宗が御厨の下司(げし)の地位にあった。
その後、この両者の対立は解消されたらしく、保元の乱では義朝とともに従軍した。大庭景能は景宗の子。
後三年合戦や保元の乱のような大きな戦争は「住人」相互が生み出した敵対関係を一時的に解消させたようだ。

■その他の義家の従者たち
大三大夫光任(だいさんだいぶみつとう)は80歳の老武者として紹介されている、『陸奥話記』に登場する大宅光任と同一人物。
この子に当るのが光房で、「傔杖」(陸奥国守の護衛の官人)の肩書を有した。駿河国の出身で父子ともども頼義・義家に仕えた。光房は金沢柵陥落後に武衝の斬首を命じられた人物。
光任・光房が駿河出身であった点は(『中右記』天永2年8月20日条)、頼義以来の源氏の家人化ルートを考えるうえで重要。光房は相撲人(すまいびと)として『中右記』に見えている。
康和4年(1102)7月28日に鳥羽殿で左右の相撲人の催覧があり、右方の「最手(ほて)」(横綱格)としてその名がみえる。光房は義家の郎等で「すこぶる強力の聞こえあり」とされた。後三年合戦に参加した光房は13歳であり、この時期には30代の壮齢だった。

光房の例でもわかるように、義家のような武門の郎等には、騎射のほかに相撲などの格闘技に秀でた強力の者の存在も指摘できる。いわば職能としての武芸も武士たることの要素だった。
腰滝口季方(こしたきぐちすえかた)は、剛の座の勇者として知られ、滝口武者としての官歴を有した。その名は『十訓抄』(第十)にも見える。『百錬抄』には源氏の内紛事件で、義家の嫡子義忠謀殺事件に関与した人物として、義綱が謀主とされた。季方はその義綱の三男義明の乳父であったという(天仁2年3月16日条)。秀郷流藤原氏に属し、その父季俊は前九年合戦で、貞任の首を京送した人物である。

藤原資通(すけみち)は『尊卑分脈』に見える山内首藤氏の助道。父助清は「三河国住人」とあり、その子孫に為義・義朝に従軍した鎌田通清・正清が、さらに保元・平治の乱で活躍した山内俊通・俊経がいる。秀郷流藤原氏の流れに属し、三河・尾張・相模を中心に勢力を拡大していた。「山内首藤系図」(『群書類従』所収)には、その姉は「八幡殿乳人」とあり、資道(通)と義家との関係が乳母関係にもとづいていたことも推測される。

源直(みなもとのなおし)は、嵯峨源氏にルーツを持ち、『尊卑分脈』には源宛(あつる)を祖としている。宛は、『今昔物語』(巻25-3)に見える平良文と「兵(つわもの)」のいくさぶりを象徴した。宛の子は渡辺綱(わたなべのつな)で、源頼光の四天王と後世に伝説化された人物である。綱の子の久(ひさし)は鎮西の松浦党の祖とあおがれる人物で、直はその孫にあたる。
『尊卑分脈』では「宛-綱-久-貞-直」という流れになり、直を「相撲名人」も注記している。

義家の郎等を中心に『奥州後三年記』に見える武士たちを概観すると。
①東国出身が多く、三河・駿河・相模といった東海道諸国が目立つ。
②大宅光房や源直が「相撲人」でもあったように、職能系の武芸人が少なくない。
③父子にわたる臣従化が多い。
①②は、源氏の郎等化が東国国守の歴任により促進されたこと、相撲人・滝口武者などとの主従結合も、軍事貴族たる源氏の中央での人脈が、大きかったことにもとづくもの。
③の父子にわたる主従関係は、頼義の前九年合戦での従軍が画期である。かれら従者たちの多くが諸国の「住人」と表記されている。「住人」は領主の別称である。

戦闘の形態
前九年の頼義、後三年の義家ともに主要な戦闘は秋から冬場であった。
従来指摘されているところでは、国守や鎮守府将軍の任期・任限の問題が大きく、その結果、不利な力攻めを行ったとされている。
大量の軍勢を動員しての攻撃は、輜重問題からしても不利で、頼義・義家ともに当初の戦闘では敗北している(前九年の黄海合戦、後三年の沼柵攻防戦)。
しかし、両戦争の最終局面での戦闘は、いずれも秋~冬の時節だった。
任期の問題もあったし、義家の場合は義綱派遣計画とも関連して戦闘の既成事実化が大きかった。
しかし、一番大きいのは兵力の確保だった。
後三年の金沢柵の攻防が長期包囲戦であったことは、わが国の戦争史上の最初のものであった。
それを可能にした条件は?
戦闘の中心勢力ともいうべき東国の「住人」たちと、これに従う兵力の多くは、種々の勧農業務を完了した段階での戦闘が現実的であった。
千人単位の武力動員には、一般民衆からの戦闘員確保が必要で、秋~冬の時節が選ばれた。

「随兵(ずいひよう)」
戦闘の中心である「住人」勢力は、それぞれが「随兵」を有しており、かれらは農民を軸として動員された軍事力とは別個の存在で、質的に区別される武力だった。
『陸奥話記』では、相模出身の佐伯経範の「随兵両三騎」が、経範の戦死に臨み「陪臣と云うといえども、節を慕うことはこれ一なり」と語っている。
「随兵」(=陪臣関係)が具体的合戦のなかで登場する早い例として、11世紀前半の寛仁3年(1019)刀伊入冠事件をあげることができる。
刀伊侵入にさいし、迎撃した側が①「府無止武者(ふのやんごとなきむしや)」(『小右記』寛仁3年4月14日条)とよばれる戦闘集団と②筑前・肥前などの「住人」系の武的集団により構成されていたこと、③そして前者について恩賞授与にさいし藤原友近とともに「友近随兵」として紀重方(きのしげかた)なる人物も列挙されていたこと等々から、この段階には地域レベルでの「住人」の誕生にくわえて、「随兵」の存在が注目されている。
*
*

紅葉写真 : 2014.10.29 飯坂線美術館図書館前駅 ケヤキ並木の紅葉 青空の下色とりどりの紅葉— リゲル (ツイッター写真)




「誹謗中傷合戦は国民の目から見て美しくない」と言う安倍首相。また話をすり替えている。政治資金の使い方の問題に美しいとか美しくないとかは関係ない。問われているのは正しいか正しくないかだ。 【首相「撃ち方やめに」 閣僚らの政治資金問題で】  ← 撃たれている方が言うな! まず白旗あげて出てこい! 

10月29日 脱原発☆スーツデモ@新橋 (ツイッター写真) 川内原発再稼働にNO! 原発やめろ! 安倍やめろ! / 「脱原発」スーツ姿で (『朝日新聞』2014/10/30)















『朝日新聞』2014/10/30


無人補給機搭載の米ロケット、打ち上げ直後に爆発 爆発の瞬間の動画はこちら— ロイター

10年くらい前、石垣島の白保の埋め立てに反対してる民宿に泊まった。経営者夫婦は喜納さんの支持者で、夕方、喜納さんが家族連れで訪問してきた。喜納さんはクラブメッドに宿泊してて間もなく帰った。何かヘンと思ったけど、最近妙に腑に落ちる気がする。 — nakajimamiyuki

GPIFの国債保有が「過半割れ」、組織改編後で初 (ロイター) : 「国債の売却と同時に、足元で日本株の買い増しも進めている公算が大きい。」

ロイター
GPIFの国債保有が「過半割れ」、組織改編後で初
2014年 10月 29日 13:37 

[東京 29日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の全資産127兆円のうち日本国債の保有割合が、今年9月末の時点で50%を割り込んだ可能性があることが29日、ロイターの取材で明らかになった。

国債保有の「過半割れ」はGPIFが現在の組織になって以降、初めて。安倍晋三首相の要請で近く運用方針を見直すのに備え、国債の売却を急いでいる。

GPIFは厚生年金と国民年金の積立金を市場運用している。今回、過半割れとなったのは年金積立金全体に占める国債などの国内債券の割合で、6月末に51.91%だった比率はさらに低下し、過去最低を更新したもようだ。政府筋が明らかにした。

GPIFの国内債券の割合は60%を基本に、下限は52%と定めている。ただ、安倍政権はデフレからの脱却をにらみ、こうした運用方針を近く見直す意向で、ルール変更の前に、市場で国債の大量売却に踏み切ったとみられる。GPIFは「運用内容にかかわる回答は差し控えたい」としている。

政府・与党筋によると、国内債券は60%から40%程度に、国内株式は12%から25%前後へと大幅に見直される見通し。国債の売却と同時に、足元で日本株の買い増しも進めている公算が大きい。

*見出しを修正しました。

慰安婦問題 安倍首相と深い議論できず=韓国国会議長 (聯合ニュース) : 「安倍首相が発言した後に長い話はできない雰囲気になった・・・」 ← ナニコレ? 気まずい雰囲気?

YAHOOニュース
慰安婦問題 安倍首相と深い議論できず=韓国国会議長
聯合ニュース 10月28日(火)17時52分配信

【東京聯合ニュース】訪日している韓国の鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長は28日、東京都内のホテルで行った韓国報道陣との昼食会で、旧日本軍の慰安婦問題について安倍晋三首相と踏み込んだ議論をするのは難しかったと述べた。鄭議長は27日、安倍首相と会談した。

 鄭議長は安倍首相が慰安婦問題への旧日本軍の関与を認めて謝罪した河野洋平官房長官談話を見直す考えはないと表明したことに関し、「先日(参院予算委員会で)した発言をそのまま繰り返した」と伝えた。その上で、安倍首相が発言した後に長い話はできない雰囲気になったと会談の様子を説明した。

 また日本で面会した要人らは、旧日本軍が慰安婦を強制連行したとする故吉田清治氏の証言に関する記事を朝日新聞が取り消したことについて言及したといい、慰安婦問題に触れることは困難な状況だったと伝えた。
kimchiboxs@yna.co.kr

最終更新:10月28日(火)17時52分聯合ニュース



トホホ 安倍晋三にブーメラン : 「なぜ外国人の献金が禁じられているか。国益とは何か、主権とは何か、国を維持していくということはどういうことか。認識が欠落しているとしか思えない」(自民党・安倍晋三総裁〔2012年当時〕) ← 「よもや、ご自身の“発言”をお忘れではないと思いますが、今回の宮沢大臣の“外国人献金”問題に関しても当然同じ対応、すなわち大臣辞任を促すのでしょうね」(民主党・菊田真紀子幹事長代理)    

TBS NEWS
「政治とカネ」問題、閣僚らが釈明に追われる

安倍政権の「政治とカネ」の問題が後を絶ちません。小渕優子氏、松島みどり氏の辞任のあと明らかになったのが小渕氏の後任、宮沢大臣。SMバーへの政治資金支出。有村大臣は献金を受けた企業が脱税で有罪判決。28日の国会で釈明に追われました。

望月大臣は収支が合わない報告書が明らかになり、西川大臣は自らが代表を務める政党支部が親族企業に物品を発注していたことが報じられました。さらに、宮沢大臣には外国人企業からの献金問題が浮上しましたが、この問題をめぐっては、かつて安倍総理が発した言葉がブーメランのように返ってくる事態となっています。

28日午前0時。異例の時間に行われた会見は、またもや「政治とカネ」の釈明でした。

「ご説明申し上げたいと思います」(望月義夫環境相)

望月環境大臣。地元の支援者らが2008年と2009年に開いた賀詞交換会について、後援会の収支報告書におよそ660万円の支出の記載があるものの、収入の記載がまったくなかったのです。

朝の会見では・・・
「経理の関係は私の家内がほとんど事務の担当者にお手伝いをいただいてやっておりましたので、そういう形で書類を書いてしまったのではないか」(望月義夫環境相)

望月氏は「後援会の収支ではないのに、誤って報告書に支出だけ記載したミスだ」と釈明した上で、辞任する考えはないことを強調しました。

もう一人、新たに釈明に追われたのは西川農林水産大臣。西川氏は、自らが代表を務める政党支部が親族の企業から物品を購入していたといいます。

「利便性、価格などの問題を考えて、そちら(親族企業)にお願いしている。決して迷惑はかけていない」(西川公也農水相)

購入していたのは、車のタイヤやコピー用紙など。親族企業から購入した理由については・・・。
「私の地元で事務用品等がすぐに調達できるようなところが少ない。それが手近にあって、非常に早く届く。私はそれを避ける理由はないと思うんです」(西川公也農水相)

さらに、有村女性活躍担当大臣は、過去に寄付を受けた企業がその後、脱税で有罪判決を受けていたことが判明。

「有罪判決を受けてから献金を頂いた事実は全くない。私の名誉にかけて事実関係として報告させていただきたい」(有村治子女性活躍相)

有村氏は「報道機関からの問い合わせで初めて知った」とした上で、寄付された120万円全額を返金する手続きを完了したと説明しました。

「SMバー問題」に続いて、政治資金規正法で禁じられている「外国人献金」を受けていたことを明らかにした宮沢経済産業大臣。「外国人献金」問題を巡っては、批判の矛先が安倍総理に・・・。

「よもや、ご自身の“発言”をお忘れではないと思いますが、今回の宮沢大臣の“外国人献金”問題に関しても当然同じ対応、すなわち大臣辞任を促すのでしょうね」(民主党・菊田真紀子幹事長代理)

菊田議員が指摘した「発言」とは、自民党が野党時代の安倍総理のこの発言。

 「なぜ外国人の献金が禁じられているか。国益とは何か、主権とは何か、国を維持していくということはどういうことか。認識が欠落しているとしか思えない」(自民党・安倍晋三総裁〔2012年当時〕)

自身の発言がブーメランのように返ってきた形ですが・・・。
「実態を承知していなかったため、誤って寄付を受けていたと聞いております。宮沢大臣には識見・能力を生かして、引き続き経済産業行政に邁進していただきたい」(安倍首相)

相次ぐ「政治とカネ」の問題を受けて、野党側は国会審議を通じてより一層追及を強める考えです。(28日17:31)







コイツがこんなことを拡散希望だと! ← デマゴギー






livedoorNews
宮沢洋一経産相の罷免は必至? 安倍晋三首相の2年前の発言が命取りに
2014年10月29日 10時26分

ざっくり言うと
宮沢洋一経産相に、外国人からの献金が明らかになった
安倍晋三首相は2年前に、献金を受け取った大臣に強硬に辞任を求めていた
宮沢経産相の罷免は当然との意見が上がっている

安倍首相が墓穴 2年前の「外国人献金禁止」発言が命取り
2014年10月29日 10時26分 日刊ゲンダイ

 宮沢洋一経産相(64)の「政治とカネ」が、底ナシになってきた。就任2日目に発覚した「SMバー」につづいて、今度は外国人からの献金が明らかになった。外国人から献金を受け取ることは「政治資金規正法」で禁じられている。明らかな法律違反だ。はやくも「体調悪化」を理由に辞任させるしかないという声があがっている。

 宮沢大臣が違法な献金を受け取っていたのは、2007年と08年。代表を務めていた「自民党広島県第7選挙区支部」が、パチンコ店経営会社から07年に30万円、08年に10万円の献金をもらっていた。このパチンコ経営会社は、在日韓国人が社長を務め、外国人が50%超の株式を保有している。

「政治資金規正法」22条は、外国人や外国人が株式の過半数を持つ企業からの献金を禁じている。違反した場合は3年以下の禁錮または50万円以下の罰金が科せられる。

 民主党政権時代には、前原誠司外相と田中慶秋法相の2人が、外国人からの献金があったことが明らかになり責任を取って大臣を辞任している。それだけに宮沢経産相も辞任は避けられない情勢だ。

「どうやら宮沢大臣は、外国人からの違法献金を民主党に掴まれたと察知し、先手を打って、自ら公表したようです。公表する前日の26日(日)に、献金を全額返還しています。しかし、自ら公表しようが、返還しようが、言い逃れは難しい。本人は『日本の企業だと思っていた』と釈明していますが、あの会社が在日系だということは、地元の広島では誰でも知っている。外国企業だと分かりながらカネを受け取っていた確信犯だった疑いがあります」(政界関係者)

■宮沢経産相の罷免は必至

「宮沢辞任」が避けられそうにない最大の理由は、民主党の田中慶秋法相に対して、当時の安倍晋三総裁が強硬に「大臣辞任」を求めていたからだ。2012年10月4日の記者会見で、こうブチ上げている。

〈なぜ、外国人の献金が禁じられているのか。これは国会議員が持たなければいけない基本的な認識なんですね。日本の国益を考え、立法していく。内閣の一員になれば守秘義務がかかります。外国から絶対に影響を受けてはならない、ということなのです〉〈ところが、民主党は、そこのところが分かっていない。それは大変な問題だと思います〉

 この会見の様子は、いまでもユーチューブで見られる。外国人からカネを受け取った大臣に対し、強く辞任を求めていた。2年前、民主党に対して発した言葉が、いまそのままブーメランのように自分に返っている形だ。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「野党の党首だった安倍晋三は、エラソーに民主党大臣の辞任を要求していた。だったら当然、宮沢大臣も罷免するべきです。民主党はダメだが、自民党はOKとはいきませんよ」

 いま、官邸周辺は、民主党議員の「政治資金収支報告書」を一つ一つ丹念に調べているそうだ。民主党議員の「政治とカネ」を探し出して泥仕合に持ち込むハラだ。しかし、どんなに悪あがきをしようが、宮沢大臣の「政治とカネ」は消えない。少しは潔くしたらどうだ。




2014年10月28日火曜日

東京 江戸城(皇居)東御苑 さくら、けやき、もみじらが少しづつ紅くなってきた クコの赤い実 八重のサザンカ満開 2014-10-28

10月28日、快晴。
昼休みの江戸城(皇居)東御苑
さくら、けやき、もみじらが少しづつ紅くなってきた。

▼ツワブキと桜ともみじ

▼ケヤキ

▼二の丸雑木林

▼諏訪の茶屋まえ

▼クコ

▼サザンカ

▼サザンカ(八重)

堀田善衛『ゴヤ』(47)「友人マルティン・サバテール」(1終) 「はっきり言って、われわれがこの世に生きねばならんのはせいぜい束の間のことだ、よい生活をするのは正しいことだ」

江戸城(皇居)東御苑 2014-10-28
*
友人マルティン・サバテール
彼は、ダンテの言う”われ人生の道半ばにして”、つまりは四〇歳を越してから、やっとおのれ自身に到達した
「僕は人も羨むような暮しをしている。

とにもかくにもこれが、かつて、ほんの三年前の一七八三年にフロリダブランカ伯爵の前にガマのようにはいつくばっていた画家の今日である。・・・
彼は、マドリードでシルクハット、あるいはトップハットと英語で言われるものをかぶりはじめた、その最初の何人かの一人である。・・・
・・・
しかも画家としては青春時代以来、実に長の年月、自分自身を発見することなく、あちらこちらと「頭をぶっつけて」歩いていたものである。頭をぶっつけては時代の求めるものに順応しようと努力し、凡庸な画家としての年月をすごして来たものであった。
彼は、ダンテの言う”われ人生の道半ばにして”、つまりは四〇歳を越してから、やっとおのれ自身に到達したものであった。・・・」"

外面的頂点での、内面的、精神的な成熟こそは、画家のみならず作家にとっても音楽家にとってももっともむずかしい作業である
「成り上り者、新興成金。
まさにその通りなのである。それ以外のものではない、外面的には。
作家にしても画家にしても、人は一応のぼりつめたその頂点でとまってしまうことが多いものである。・・・後は、成功作の自己模倣がはじまる。つまりは繰りかえし、である。創造ではなくて自己増殖である。
・・・始末におえぬのは、成り上りのぼりつめたその頂点での名声をバネにして他の分野へと転業をして行く連中である。・・・」

「この外面的頂点での、内面的、精神的な成熟こそは、画家のみならず作家にとっても音楽家にとってももっともむずかしい作業である。・・・」

いわば神と友人が必要なのだ。ゴヤは、その宝をもっていた。マルティン・サバテール・イ・クラベリーア氏である
「頂点で、人は精神的、また社会的なバランスをほとんど必然的に失うものである。・・・したい放題のことが出来るさびしさ(!)というものを訴えることの出来る友人が必要なのである。・・・
いわば神と友人が必要なのだ。ゴヤは、その宝をもっていた。
マルティン・サバテール・イ・クラベリーア氏である。」

このマルティン・サバテールなる人は、如何なる人か
「あらゆるゴヤ伝においてかくもしばしば言及され、この彼への手紙を欠いては如何なるゴヤ伝も成立しない、このマルティン・サバテールなる人は、では如何なる人か。」"
「それが、実はよくわからないのである。サラゴーサのエスコラビオス修道会学校での同級生であることからはじまって、成人してサラゴーサで法律を業としていたこと、ゴヤを、同じサラゴーサの大実業家で芸術家たちのパトロンでもあったゴイコエチェア氏に紹介をしたこと、このくらいのことしかわかっていない。サラゴーサの名士の一人であったことはたしかだが、没年もまた明らかではない。」

「ともあれ、真の、友人であった。この人の死に至るまでゴヤは手紙を書きつづけ、たまには具合のわるいことが起ると彼の代理人のようなふうにして利用もしたのである。貴族であることを僭称したいために、家系の捏造までを依頼している。この友、「親愛なマルティン」、「わが魂のマルティン」、「友人よ」、「わが友マルティン」、「わが魂の友」は、一九世紀に入ってすぐに死んだものと見られる。・・・あたかもゴヤが大成をするまで導きつづけて、その役目が終ったところで、ひっそりと御役御免ということで冥界へ身を引いて行ったかに思われるのである。」

またしても「バイユー家の連中」である
「ゴヤは、一七八七年の一一月一四日付けで長文のフランス語での手紙をマルティンにあてて書く・・・

僕はもう二輪馬車は嫌だ。このあいだ、またひっくりかえって、道を歩いていた人をあやうく殺すところだったよ。僕の方はかすり傷どころか血が出たよ。それで今日は弟のトマスに騾馬二頭を買ってくれと手紙を書いたところだ。しかしこの騾馬どもが僕あてのものだと知ったら、人々は何と言うだろうか。僕はバイユー家の連中がこのことを知っているかどうか疑っている。もし知るとしたら、それはとりまき連中が彼らに知らせるからだろう。

・・・またしても「バイユー家の連中」である。
・・・またしてもサラゴーサの連中についての警戒心である。金をせびられれば鷹揚に出してやっているようなことを先に言っていたのに。」

はっきり言って、われわれがこの世に生きねばならんのはせいぜい束の間のことだ、よい生活をするのは正しいことだ
「君がひやかして来たように、僕のドブロン金貨にカピが生えているという件についてだが、僕のもっているものは、僕のすべての財産同様に、君がよいようにしていいものだ。僕はただゆったりと生活をしているだけで、それでも(中略)余るのだ。要するに働けば四輪馬車を乗りまわせるだろう。はっきり言って、われわれがこの世に生きねばならんのはせいぜい束の間のことだ、よい生活をするのは正しいことだ。

そのよい生活、なるものには、すでにして狩猟が入って来ている。これはもう貴族の仲間入りということである。馬車を駆って、貴族たちといっしょに鉄砲をうちに行く。四輪馬車は七五〇〇レアール(約一八〇〇ドル)もする。

ツグミの季節が来たよ。サン・フランシスコ (・エル・グランデ教会)の仕事さえなければ、どんなものだって僕を引き留めなんかさせはしないのだが。」

ゴヤはこの「魂の友人」の肖像を二枚描いている
「ゴヤはこの「魂の友人」の肖像を二枚描いている。ところがこの二枚とも、まったく傑作などといえるものではない。おそらく後世の修復が災いしたものであろう。義兄のバイユー像と妻のホセーファ像だけを除いて、彼には身近かな人を描いての傑出したものはないのである。妹のリ夕像は未完成と言えるであろうし、弟の聖職者になったカミーロ像はいくらかは上出来であるが、聖職者の服装を身につけたこの弟を少々「ひやかして」いる気味がある。画家自身が、ドン・ルイース親王に頼んでチンチョン教区を取得させてやったのである。父母の像は、まったく描いた形跡がない。
けれどもはじめの一七九〇年に描いたものは、おだやかな、まだ若さを顔のどこかにとどめている表情の、篤実な性格をうかがわせるに足るもので、眺めていて、なるほどこれならば、この性急なアラゴンの猛牛の友人として、その生涯を通じて乳母役がつとまったものであろう、と察せさせられる。画中の友人は、ゴヤからの数多い手紙の一通を読みつつあるかのような恰好で、二枚の紙を机上においているのである。この紙にはしかし、「わが友マルティン・サバテールに。出来る限りの心遣いをもって描きしものなり。ゴヤ、一七九〇年」と詞書されている。
二枚目は、一七九七年作のもので、これはいささかきびしい眼つきで画家を睨みつけている。アルバ公爵夫人などと浮れ歩いて、ろくなことにならんぞ、とでも言っているかに思われるものである。」
*
*

10月28日付『朝日新聞』朝刊 自民党スキャンダル 行く人(松島)来る人(望月、宮沢、有村)オンパレード。 でも、江渡、西川、大塚をお忘れなく。 で、最後はやっぱり山谷、高市、稲田でしょ。






川内原発 「逃げる道一本だけ」 問題残る避難計画 : 「法的にも制度的にも避難計画がなければ再稼働できないことにはなっていない」(薩摩川内市 岩切秀雄市長) 

経団連会長、経済対策「消費刺激をメーンに」 (日経新聞) ← で、消費増税10%は賛成? 意味不明だね

日経新聞
経団連会長、経済対策「消費刺激をメーンに」 
2014/10/27 20:11

 経団連の榊原定征会長は27日の記者会見で、政府が景気下支えのために検討する新たな経済対策は「消費を刺激することをメーンに考えるべきだ」と述べた。公共事業は人手不足の問題などがあり「(予算執行が)計画通り進んでいない実態がある。効果は限定的にならざるを得ない」と指摘し、対策での公共事業費の積み増しには慎重な考えを示した。

 消費税10%への判断を巡っては「引き上げるべきだという立場は変わっていない」と強調した。だが足元で消費持ち直しはやや足踏み状態にあるとし、消費刺激策中心の経済対策の検討を急ぐよう政府に求めた。

 宮沢洋一経済産業相が法律で禁じる外国人企業からの献金を受けていた問題については「(経産相が)きちんと説明している。国民の理解を得て、政策遂行に全力投球してもらいたい」と語った。


蒸気漂う鏡池~2014.10.25長野市戸隠高原鏡池 (shinsyu_photoさんツイッター写真)

ハワイ・キラウエア火山の溶岩が住宅に接近、住民に避難勧告— AFPBB

実は先進国トップの貧困率だった日本。貧困の波は年収500万円サラリーマンにも押し寄せている (週刊SPA!) : 特集『[新型貧困]7つの大罪』では、我々を貧困の穴に突き落す7つの原因(「非正規増加」「転落転職」「ブラック企業化」「うつ発症」「介護地獄」「家計破綻」「未婚化」)について徹底的に考察

YAHOOニュース
実は先進国トップの貧困率だった日本。貧困の波は年収500万円サラリーマンにも押し寄せている
週刊SPA! 10月28日(火)9時21分配信

 今までSPA!では何度も「貧困問題」について特集してきたが、年収500万円という平均的なサラリーマン層(中間層)にも“プアの波”は押し寄せている。

 経済規模を表すGDPこそ世界第3位の日本だが、貧困層は確実に広がっている。まずは、等価可処分所得の中央値の半分の額を「貧困線」(’12年は122万円)といい、それに満たない世帯の割合を示す「相対的貧困率」は16.1%。これはOECDに加盟する34か国のなかで第4位。さらに、大人が一人(つまり母子・父子世帯)に限ってみれば貧困率は54.6%で、これは世界第1位の低水準となる。SPA!本誌が再三取り上げてきた貧困問題は新たな局面を迎えているようだ。

 労働組合東京ユニオンの関口達矢書記長は、現状をこう見ている。

「アベノミクスで景気がよくなったといわれても、それを実感できているのは、一部の富裕層に限った話。雇用の流動化を進める安倍政権が目指すのは、1%の富裕層が富を独占するアメリカのような超格差社会です。すでに、正社員の労働環境も不安定化しており、中間層が下に落ちてきています」

 中間層にまで貧困が拡大する現状の流れにはあらがえないのか。労働問題に詳しい人事コンサルタントの城繁幸氏は次のように語る。

「30年後には一人の現役世代が一人の高齢者を支える超高齢化社会が到来することは周知のとおりですが、その流れは企業内にも起きています。たとえば90年代、30代前半だったソニーの正社員の平均年齢が今は42.5歳。パナソニックでは45歳です。40歳で課長なんて『島耕作』の世界だけの話で、現実には50歳になっても平社員のままなんてことが容易に想定できます。新興国が10分の1以下の人件費で参入してきているグローバル化の流れと合わせて、中産階級は貧しくなる一方です」

 給料頭打ちの閉塞感は、負の連鎖に繋がると見ているのは社会学者の阿部真大氏。

「個々の意識がディフェンシブになればなるほど、経済全体が萎縮していき、それはそのまま収入にも反映してくる。そもそも経済成長とは、自由に元気に活発に、みんなが未来を見て仕事に打ち込むことが大前提。共産主義や社会主義がなぜ失敗したかといえば、その活力を労働者から奪ったからですよね。今の日本社会は、そうした悪循環に陥っています」

 10/28発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[新型貧困]7つの大罪』では、我々を貧困の穴に突き落す7つの原因(「非正規増加」「転落転職」「ブラック企業化」「うつ発症」「介護地獄」「家計破綻」「未婚化」)について徹底的に考察。それらの要因がもとで貧困化したサラリーマンたちの実例もあわせて紹介し、「どうすれば貧困の波に呑みこまれないか」について言及している。誰もが当事者たりえる貧困問題、10ページの大特集につき、一文字も読み飛ばさぬようご一読いただきたい! <取材・文・撮影/週刊SPA!編集部>

【東京ユニオン書記長・関口達矢氏】

正社員、有期雇用、アルバイトなど、さまざまな雇用形態の労働問題を担当。NPO法人派遣労働ネットワークの理事も務める

【人事コンサルタント・城繁幸氏】

労働・社会保障問題に詳しい。人事制度、採用等の各問題について各メディアで発信。『若者を殺すのは誰か』など著書多数

【社会学者・阿部真大氏】

甲南大学専任講師。専門は労働社会学、家族社会学。近著に『地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会』

日刊SPA!

もう自民党ボロボロ : 親族企業や自身に“還流”…西川農相も「政治資金私物化」疑惑 (日刊ゲンダイ)

日刊ゲンダイ
親族企業や自身に“還流”…西川農相も「政治資金私物化」疑惑  
2014年10月27日

 安倍政権は閣僚スキャンダルの“幕引き”に必死だが、野党は追及の手を緩める気はない。30日の衆院予算委の集中審議に向け、民主党は枝野幹事長―川端国対委員長ラインで、安倍内閣の「政治とカネ」の疑惑洗い出しを行っているという。

 今週“火ダネ”となりそうなのが西川公也農相(71)だ。和牛預託商法事件で経営者が1審で有罪判決を受けた「安愚楽牧場」から、5年間で計125万円の献金をもらっていたことが、すでに国会で問題視されている。加えて、政治資金の使い道でもデタラメ疑惑が浮上してきた。

 27日発売の「週刊ポスト」によると、西川農相が支部長を務める「自民党栃木県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書(2010~12年)を調べたところ、息子が社長を務める「NA企画」なる企業に、「お歳暮」「土産代」「お礼」などの名目で3年間で33万円が支払われていたという。

 政党交付金の使途等報告書(13年分)にも「NA企画」の名前が登場し、「タイヤ代」として5万2500円を支出していた。同社の法人登記によると、事業目的は釣り堀、レストラン、食品卸売業などとなっている。なぜそこから「タイヤ」を買っているのか。

 さらに、西川氏の親族が社長を務め、西川氏本人が大株主、西川氏の弟と夫人が役員になっている建設会社「新西建材工業」からも、合計59万円の事務用品を購入しているという。これらを合わせると、西川農相の政治資金から親族企業へ100万円近くが流れたことになる。
 経産相を辞任した小渕優子氏が義兄の経営するブティックで商品を頻繁に購入していたことが政治資金の「私物化」と問題視されたが、それと同じ構図である。

■辞任ドミノ「3人目」なら総辞職しかない

 西川農相については、27日発売の「週刊現代」も、政党支部が西川氏本人に対し、「車のリース代」として月2万円を支払っていたこと(小渕問題報道後に支払先を名義変更)や、「家賃」として月7万円を支払っていることを報じている。支部の事務所は自宅と同じなのに、光熱水費や電話代、ガソリン代、衣類代なども「事務所費」として計上しているという。

 日刊ゲンダイ本紙の調べでも、西川農相が代表を務める別の政治団体「幸湖会」が11~12年にかけ、「家賃」として西川氏本人に毎月2万円を支払っていることが分かっている。いくつもの政治団体を自宅と同じ住所に置き、それぞれから家賃を取っているわけだ。

 親族企業や自分に政治資金を“還流”させる行為は、国民の理解を得られるのだろうか。

 西川農相以外にも、SMバーと東電株の宮沢経産相、政治資金収支報告書の訂正に疑惑が持たれているうえ、それを「クレーム」と言った江渡防衛相が控える。いずれも野党の追及を受けるのは必至だ。

「辞職ドミノで3人目が出たら、安倍内閣はもう総辞職しかない。自民党のベテラン議員も<甲子園と同じで“あと1人”コールが出てるよ>と言ってました」(政治評論家・野上忠興氏)

 自民党内も浮足立ってきた。




大塚高司カジノ担当政務官がパチンコ店経営者から外国人献金を受けていた (週刊文春Web) → こういうのもある → 「愛人DV」で書類送検 国会も問題視する大塚政務官の行状 (日刊ゲンダイ)

週刊文春Web
大塚高司カジノ担当政務官がパチンコ店経営者から外国人献金を受けていた
2014.10.27 20:50

 大塚高司国土交通省政務官(50)がパチンコ店を経営していた在日韓国人の男性から外国人献金を受けていたことが、週刊文春の取材でわかった。

 献金していた男性は、2007年に30万円、2008年に60万円、2009年に25万円と3年間で合計115万円を献金していた。この男性は、週刊文春の取材に対し、「確かに私は日本国籍は持っていません。韓国籍です。大塚さんとは、7年くらい前に会い、僕もパチンコ関係の仕事をやっていたこともあったし、お付き合いという意味もあって、毎月5万円ずつ寄付していました」と語った。

 大塚政務官は事務所を通じて、「貴誌からの取材後に確認したところ、寄付していただいた方が外国人である事は事実でございました。そこで、寄付を返金させて頂くよう指示をしました」と外国人献金の受け取りを認めた。

 外国人献金を巡っては2011年、当時の前原誠司外相が在日韓国人女性から5年間で合計25万円の献金を受けていたことが発覚。自民党などの厳しい批判を浴び、辞任に追い込まれている。

 大塚氏は昨年8月、不倫関係にあった北新地のホステスに暴力を振るい、怪我を負わせたとして書類送検された(示談が成立し、不起訴)。現在は、内閣府政務官を兼務し、カジノ解禁法案を担当しているが、カジノと利害関係の深いパチンコ関連業者から外国人献金を受けていたことで、進退問題に発展しそうだ。


関連記事
「愛人DV」で書類送検 国会も問題視する大塚政務官の行状 (日刊ゲンダイ) : 「安倍政権は女性活躍なんてうたっていますが、こんな人が役職に就いているのは国民が許しませんよ」



望月義夫環境大臣が自分の政治資金の不正を亡くなった奥さんのせいにした。これこそが安倍晋三の提唱する「女性の活用」なんだね。マジで最低最悪!吐き気がする! — きっこ



東京地方で木枯らし1号を観測— ハフィントンポスト日本版

今日は10月28日(旧暦(閏)9月5日)の火曜日。 今日から七十二候「霎時施(こさめときどきふる)」を迎えます。 ぱらぱらと通り雨のように雨が降りはじめる頃。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が顔を出します。— 暦生活

2014年10月27日月曜日

東京 神田古本まつり(10月25日~11月3日)に行ってきた 2014-10-27

10月25日~11月3日、神田古本まつり。

今日(10月27日)のお昼、やや駆け足でざっと見てきた。
さすがにかなりの賑わい。
昨年の岩波ホールは『ハンナ・アーレント』だったな、などと思い出したりして。
中野重治全集29冊が70,000円だった。





▼清水門まえのビャクダンの色付き
実はまだちいさい

▼無料の地図と冊子
千代田区の秋まつりガイドも配布中(写真は割愛)

あっと、こういうのも・・・  ↓






Life goes on (ツイッター写真)

タイムズ紙がスクープしたNHK国際放送の放送禁止用語ルールの写真 / Times紙が取り上げた日本政府がNHKに圧力をかけている証拠が公開される!通称「オレンジブック」




真実を探すブログ
Times紙が取り上げた日本政府がNHKに圧力をかけている証拠が公開される!通称「オレンジブック」 new!!

当ブログでは前に「NHKの内部文書を暴露!日本政府がNHKに南京大虐殺や慰安婦などへの言及禁止を指示していた模様!」と取り上げましたが、この内部文章が公開されました。日本政府からNHKに送られている指示書は通称「オレンジブック」と呼ばれているようで、慰安婦問題や靖国神社などについて、報道内容に日本政府の意見を反映させるように具体的な事が細かく書かれています。

今までも日本政府がNHKに圧力を加えているのは丸見えでしたが、それを裏付ける資料が出て来たのは今回が初です。こんなことをするのならば、NHKは国営で運営するべきだと私は思います。それならば、国営メディアとして国から指示を受けていたとしても不思議ではないです。

しかしながら、現在のNHKは受信料を自社で徴収している民間企業となっています。お客様から得ているお金で運営している民間企業が国の言いなり状態になっているのは変な話です。他にも色々とNHKと政府が癒着しているという話はありますし、この問題は最後まで追求するべきだと言えます。


イギリスの新聞「Times」がNHKの内部文書を暴露!日本政府がNHKに南京大虐殺や慰安婦などへの言及禁止を指示していた模様! 

イギリスの新聞紙「Times」がNHKの内部文書を暴露しました。Timesが暴露した文章によると、NHKは安倍政権から南京大虐殺や慰安婦問題などへの言及を禁止されていたとのことです。安倍政権側はNHKに強く日本の保守的な民族主義と政府の立場を反映するように命令し、NHKもそれに従っていたと報じられています。
Timesは「イギリスでは話題になっている情報も取り上げられない」と述べ、安倍政権とNHKが癒着していることの問題性を指摘しました。

安部首相が政権を取ってから真っ先にやったことがNHKへの脅しだったので、今回の件も予想通りだと言えます。そして、この内部文章のお陰で、日本政府が南京大虐殺や慰安婦問題などを誤魔化そうとしていることが改めて分かりました。前に外務省がホームページの慰安婦関連の記述を削除するということがありましたが、これも政府の方針と何か関係がありそうです・・・。


☆Japan’s ‘BBC’ bans any reference to wartime ‘sex slaves’
URL http://www.thetimes.co.uk/tto/news/world/asia/article4239769.ece
引用:
A ban on reference to the Rape of Nanking is seen as a surrender of editorial independence by Japan’s public broadcaster, NHK
Japan’s public broadcaster, NHK, has banned any reference to the notorious Rape of Nanking, to the country’s use of wartime sex slaves, and to its territorial dispute with China, in what critics see as a surrender of its editorial independence.
日本公共放送(NHK)は戦時慰安婦、中国との領土問題、悪名高い南京大虐殺への言及を禁止されていることが分かりました。英タイムズ紙が入手したNHKの内部文書によると、 英語記者が注目しているトピックについて厳密なルールがあるといいます。 規制は安倍総理が日本の保守的な民族主義と政府の立場を反映するように指示しているようです。
:引用終了





紅葉写真 : 弘前城の紅葉 (ツイッター写真)






東京国際映画祭のとあるコピーがひどい (NAVERまとめ) : 「ニッポンは、世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく。」 英文では、主語は「our nation」だ。 / 日本はスバラシイ、ニッポンは優秀だ、・・・その次は? / 枡野浩一氏の短歌「野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない」(香山リカ) / "Lest we forget"という言い草もヒドイんだな。    

NAVERまとめ
東京国際映画祭のとあるコピーがひどい
更新日: 2014年10月27日




橋下市長と在特会…癒着がバレて炎上中 (togetter) 

togetter
橋下市長と在特会…癒着がバレて炎上中(#橋下劇場=#維新 #橋下徹 #桜井誠 #維新が元在特会を公認 #阿吽 #八百長 #大阪)
[目次]
▶維新の党、元在特会メンバーを公認:MBS、スポニチ、会見動画より
▶元在特会幹部の団体「百人の会」運営が大阪維新の会メンバーだらけだったことが判明:NEVERまとめ
▷発覚の後…百人の会HP突然の消滅
▶橋下市長と桜井会長は酒席で同席):『橋下徹のカネと黒い人脈』より
▶桜井会長「マブダチのねぇ橋下くんと…」と自白:動画より
▶みんなの反響



香港人真可愛 (ツイッター写真)

萩生田光一・後援不動産会社一族は疑惑のデパート (Access Jounal 山岡俊介の取材メモ)

Access Jounal(山岡俊介の取材メモ)
2014/10/25 執筆者: Yamaoka (5:16 am)
萩生田光一・後援不動産会社一族は疑惑のデパート

 萩生田光一・自民党副幹事長(=冒頭写真。51。町村派。当選3回)といえば、例の慰安婦問題で「河野談話」につき、テレビ報道番組で見直しの可能性に言及し、菅義偉官房長官に「個人的見解」といわれ注目を集めるなど、安倍晋三首相の本音に近く、安倍側近といわれる。

 その萩生田代議士の生まれは東京都八王子市。八王子市議(3期)、都議(1期。選挙区は八王子市)を経て代議士になっており、八王子市は代議士の選挙区でもある。

 その八王子のトップクラスの不動産会社一族間で、遺産相続を巡って内紛が勃発。次々と疑惑が飛び出している。

 内紛の契機は今年1月、この不動産会社会長で、八王子商工会議所副会頭、会頭を計16年勤めた御仁が亡くなったこと。

 その葬儀副委員長を務めたのが萩生田氏。

 また、親戚代表は黒須隆一前八王子市長。黒須氏はこの不動産会社一族と結婚している関係から。そして、その黒須氏が都議時代に萩生田氏は秘書を務めていた。

(以下有料購読要)






NHK経営委員(安倍シンパ)と在特会 「蜜月」の足跡 (『サンデー毎日』11/2号) : NHK経営委員・長谷川三千子・・・「(ザイトクの)皆さんの活躍を理論武装したい」



”SM大臣”が霞む…安倍首相&麻生大臣「政治資金」放蕩三昧 (日刊ゲンダイ) : 「気になるのは、居並ぶ高級店に交じって「オフィス雀部」という六本木の有限会社への支出を3年間で計22回、総額1805万5000円も計上していることだ。」

niftyニュース
“SM大臣”が霞む…安倍首相&麻生大臣「政治資金」放蕩三昧
2014年10月26日(日)10時26分配信 日刊ゲンダイ

 これじゃあ、“SM大臣”を叱れっこない。安倍首相と麻生副首相、政権2トップの政治資金の使い道はそろってデタラメ。目に余る放蕩三昧で、一方はキャバクラ、一方は「元愛人」の店に入り浸っていた。

 安倍首相の資金管理団体「晋和会」の10~12年分の収支報告書をみると、「行事費」という名目で多額の飲食代を計上。その規模は3年間で3000万円近い。

 支払先は銀座の老舗ワインバー「アムールズ」、恵比寿の3つ星フレンチ「ジョエル・ロブション」、四谷の予約困難店「オテル・ドゥ・ミクニ」、都内有数の高級ふぐ店「博多い津み 赤坂」など、1人当たり2万円を超える名店ばかり。

 12年9月10日には銀座の一流すし店「久兵衛」をはじめ、1日で計10店、総額約80万円を支出。安倍首相が同月の自民党総裁選への出馬を正式表明したのは2日後のこと。5年ぶりに総裁に返り咲いた直後、安倍首相自身が支部長を務める「党山口県第4選挙区支部」の怪しい支出が発覚した。

「09~11年の3年間にキャバクラやクラブなど女性の接客を売りにする店に計59件、総額127万円を政治資金から支出していたのです。下戸の首相本人は一度も参加せず秘書らが通っていたようですが、安倍サイドはメディアの指摘を受け、慌てて報告書から支出を削除。秘書らに全額返納させました」(地元政界関係者)

 ミスと言い張るSM大臣と違って、安倍サイドのキャバクラ支出は「確信犯」だ。当時は「政党活動に必要な情報収集、意見交換を行う中で、関係者に応じてさまざまなシチュエーションが必要だった」と説明した。キャバ嬢をはべらせて一体、どんな相手に意見を求めていたのか。

■「元愛人」に1805万円

 安倍首相をはるかにしのぐのが、麻生大臣のデタラメ支出だ。資金管理団体「素淮会」の10~12年分の収支報告書によると、「交際費」名目で消えた飲食代は12年分だけで3000万円を突破。3年間の総額はナント、1億円近くに上る。

 常連店は銀座の3つ星すし店「すきやばし次郎」など美食三昧も安倍首相に負けず劣らず。1日の支払先が10店オーバー、1店20万円を超える高額出費は日常茶飯事。12年2月10日には神楽坂の高級料亭「幸本」に54万円をポンと弾んだほか、銀座の高級クラブなど計15店に総額230万円もの大金を落としたほど。

 気になるのは、居並ぶ高級店に交じって「オフィス雀部」という六本木の有限会社への支出を3年間で計22回、総額1805万5000円も計上していることだ。

「六本木の会員制サロンを経営する会社で、麻生大臣はその店の“太い客”。経営者の女性は麻生大臣と過去に愛人関係にあったことを認めた、と6年前に週刊誌で書かれたこともある。ちなみに安倍首相も店の常連です」(自民党関係者)

 1万8230円の支出で批判されているSM大臣が、ちっぽけに思えてくる。










ハッキリとリセッションに突入と認識した方が手遅れにならずに済むと思うんだけどな。まぁ現時点でも既に手遅れだと言われると返す言葉ないんだけど/国内新車販売、計画届かず 14年度500万台割れへ (日経新聞) — フジヤマ ガイチ

1万円札裁判で暗黒舞踏を披露した麿赤兒が裁判長に「僕は証人ですか?証拠品ですか?」って訊いて「どっちでもいいです」って言われて証拠品席でずっと踊ってたってのが最高だったな。 ⇒ 「千円札裁判」のときに身体中に洗濯ばさみを付けて証拠品として登場したのは、土方巽に弟子入りを希望していた「ニイジマ君」という青年でした ^^。 /  写真は『赤瀬川原平の文章 オブジェを持った無産者』( 赤瀬川原平著 現代思潮社 1970年) / 【NEW】赤瀬川原平さん語録(『朝日新聞』2014-10-29) 「仲間と冗談が言えさえすれば、旅でも労働でも楽しいんです」(07年)などなど             



「1万円札裁判」は「千円札裁判」のことだと思う。
これも「どっちでもいい」
麿赤児が秀逸!

(追伸)
今となっては、これも「どっちでもいい」ことにしようっと。




遂に出た! ↓



これは「ニイジマ君ではない?  ↓


「ニイジマ君」らしい・・・






赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで @ 千葉市美術館
2014年10月13日

貨幣と美術

赤瀬川原平と「模型千円札裁判」

現代美術家の赤瀬川原平が1963年の三つの展覧会に出品した千円札紙幣の"模型"が「実物大の千円紙幣に紛らわしい外観を有する」として裁判行われた。1963年2月、個展「あいまいな海について」の際、千円札の表側を写真製版の方法によって印刷し、その裏面に、個展の案内とかれのモチーフを刷ったものを案内状として製作し、それを現金書留封筒に入れて郵送した。1963年3月、読売アンデバンダン展では約2メートル四方のパネルをクラフト紙で梱包したもの、表側だけを一色刷りした千円札の原寸大の模型多数を出品した。1963年5月、ハイ・レッドセンターによるミキサー計画「三つの観念の絵画的展示」では模型千円札をパネルにすきまなく貼り合わせ、その一枚一枚を太いボトルでとめた作品、千円札の片面が並んで一色刷りされているクラフト紙で、日常生活のさまざまな物体を梱包した作品、それに原寸大の模型千円札多数など出品した開催した。検査官は、これらのうち千円札の片面を一色刷りにしたものすべてをとりあげた。1965年、模造千円札を使用した作品で東京地検より起訴され、1967年東京地方裁判所第701号法廷で行われた第1審最終公判の判決は懲役3カ月、執行猶予1年の有罪となる。判決を不当として上告するが1970年、有罪となる。緑に黒をまぜたインクを用いた印刷による千円の日本銀行券約900枚の模造の点については無罪となる。押収され没収されるものが印刷用銅板一枚のみで、他は作品として返還される。 当時の法廷では瀧口修造、中原佑介など著名な美術評論家達が特別弁護人として参加し、近代~現代の美術講議が繰り広げられるという前代未聞の"芸術裁判"となった。

(略)

(おわり)

オススメ本
赤瀬川原平の文章 オブジェを持った無産者
赤瀬川原平 著 現代思潮社 1970年


『朝日新聞』2014-10-29夕刊



■読んだ本
千利休―無言の前衛 (岩波新書)
千利休―無言の前衛 (岩波新書)